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zoom RSS 【770】 トレインビュー・ホテル(後編)

<<   作成日時 : 2017/02/16 06:40   >>

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【766】トレインビュー・ホテル(前編)は、一昨年末に宿泊した弁天島のトレインビュー・ホテルのお話でした。
これまでにも、列車が見えるホテルに宿泊したことは幾度かありました。別にそういう部屋を指定したことは一度もないのですが、そのとき部屋の窓越しに写した画像を集めてみました。

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1987年11月11日 山陰本線城崎付近(城崎温泉)
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いきなりですが、この画像は完全に反則で、泊まったホテル前の道路から撮影したものです。時は国鉄分割民営化から半年後。それぞれバラバラの仕事に就いた国鉄時代の同僚3人で城崎温泉に浸かりに来たとき投宿した線路際のホテル。このときは部屋からまともに列車を撮影できそうもなかったので、181系DCによる特急「あさしお」の時刻に合わせてホテルの前の道路へ出て撮影しました。

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1994年5月29日 高山本線下呂付近
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わが家としては珍しく、私の父母も含め3世代揃って下呂温泉に出かけたときに、温泉旅館の客室から撮影した画像です。もうキハ40系はそこにはいないし、私の父もいません。あれから23年経とうとしています。これから23年後に自分が生きていられるか怪しいけれど、新車で活躍を始めたキハ25はまだ走っているのでしょう。




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2005年3月6日 飯山線十日町
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乗り鉄旅では、常に早起きして一番列車に乗ることが多かったですから、ホテルの窓から列車の画像を撮影するには無理がありました。
飯山線の上り一番列車に乗るため早起きしたら、部屋の窓の外で踏切警報機の音が聞こえてきました。留置線から本線ヘの転線作業が始まっていたのです。まだ暗く寒いなか、窓を全開にしてこういう光景を見ていると、自分の現役時代と重なります。下は上の画像をトリミングした画像ですが、転徹小屋の前には駅員が合図灯片手に立っているのが判ります。小屋の中には電気ストーブも見えます。↓
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寒い中、夜明け前から起きだしてこういう作業に従事したものですが、自分の趣味でこうして早起きしてホテルから見下ろし、進路要求など一連の作業を見ていると、声は聞こえてこなくても手順はわかっているだけに、模型を操縦しているような気になってしまいます。

十日町を訪れたのは新潟県中越地震の4か月半後で、まだ飯山線の十日町以北では一部の列車が長期運休中でした。このホテルの玄関にも「おかげさまで、細々ながらやっと営業再開に漕ぎ着けました。どうぞご利用くださいませ。」と書かれた看板が掛けられていました。ちなみに故宮脇俊三さんが、宿泊された旅館の屋号の由来をおかみさんに尋ねたということを著作「最長片道切符の旅」に書いておられますが、屋号から察するに、たぶんその旅館はこのビジネスホテルの前身だったものと思われました。

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2008年8月3日 小田急線町田付近
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町田は小田急で都心に直行できるばかりか、JR横浜線で横浜市内や八王子のほか新横浜からの東海道新幹線と接続もしていて何かと便利だったので、このホテルには、それ以前に2回くらい泊まったことがありました。しかし小田急線が見える部屋に当たったのはこの日だけでしたから、それまで列車が見えるホテルだとは思っていませんでした。ビジネスホテルは駅前に立地していることが多くて、思いがけずトレインビューであったということがあるもので、旅先で夜の街に出たりしない自分にとっては、普段見慣れない列車を窓からぼんやり見ているのは、旅に出た開放感を味わうひと時でもあります。

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2016年5月10日 JR東海道本線大津付近
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この画像は正確に言うと、自分が泊まった部屋から撮影していないので、ちょっと反則です。このホテルへは友人と2人で泊まりました。友人は喫煙シングル、私は禁煙シングルを取ったところ、非鉄の友人が指定された喫煙ルームはトレインビューで、私の禁煙ルームは、フロアが違っただけでなく線路の反対側でした。で、チェックアウトする前に友人の部屋に入り込んで窓越しに1枚くらい列車の写真を!となったわけですが、窓は全開にできず、カーテンが写り込むし、おまけに雨が降っていて、撮影には最悪のコンディションでした。行きかうのは221系、223系や225系が多く、唐突に来た117系の旧色を撮り逃し、そのあとやっと来た国鉄形は113系抹茶坊主でした。
同行の友人は、夜中も「電車」(たぶん貨物列車だろう)の音が気になったから、タバコくらい我慢して部屋変わりゃよかったなと言いましたが、反対側も幹線国道が隣接していました。同じ音なら列車のほうが好きですが、どちらの音がよく寝られるかという話になれば、列車の音は、どんな列車なのだろうとか編成が気になったりしそうですし、サンライズやスーパーレールカーゴが来るはずだなどと思っていると寝られなくなりそうで、国道側のほうがより深い睡眠を得られるでしょう。このホテルにはその後、もう一度7月にも泊まりましたが、また国道側の部屋に当たりました。


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コメント(9件)

内 容 ニックネーム/日時
こんにちは。
公私ともいろんなホテル、旅館に泊まりましたが、トレインビューのことは意識していませんでしたねえ。東京でそこそこ名前の通った高層階ホテルに泊まったとき、眼下に電車は見えるものの、ガタガタカチャカチャと走行音がモロに聞こえ、終電は遅いわ、始発は早いわであまり眠れなかった線路沿い部屋のトラウマがあります。
足が百本のホテル、線路側でしたが低層階、特に景色は意識しませんでした。ただ自宅へ帰るだけのスケジュールで何時の列車に乗ってもよかったのですが、私には珍しく始発に間に合う時間に起きれました。
リンゴをかじる子供さんは見当たりませんでした。
滋賀は駅周辺でない得意先が多く、営業はクルマ使用が多かったのですが、大津インターから坂を下りた交差点脇のホテル、写真で場所がすぐわかりました。
NAO
2017/02/16 17:12
NAO様 こんにちは。
トレインビューを意識する者には、撮り鉄の血が多少なりともあるのでしょう。私が都市部で利用した宿泊施設はホテルでなく乗務員宿泊所が最も多いですが、汐留などは休養室が線路とは反対側でトレインビューでもないのに国電の音がうるさかったですが、夕刻には九州ブルトレの撮影のため屋上に登ったりしたことがありました。

十日町でリンゴをかじっていたとされる方は、私が宿泊したときにフロントにいた女将さんかとも考えましたが、はたして???

京都市内は自動車での移動がしづらいので、京都に行くときで、宿泊を伴う場合は大津のココが常宿で、ここから公共交通機関を利用しています。
しなの7号
2017/02/16 17:42
しなの7号様、こんばんは。
下呂温泉○○館=望川館、ですね。部屋から眺め、マニア心をくすぐりますなぁ。是非とも宿泊したい旅館です、が…国鉄時代に宿泊し、この鉄橋を渡るキハ80系ひだ(85系も好きですが)、急行のりくら、国鉄色キハ40系、見たかったです。夜中にはキユニ併結夜行のりくらがやって来る、寝てる場合ではありません。もし当時宿泊していたら…夜行のりくら通過時間は窓ガラスにへばりついて外を眺め、チョット布団に入り、早起きして朝風呂、良い意味で忙しい旅になっていたでしょう。

昨年、長良川鉄道温泉旅などで美濃太田を数回訪れました。『高山行き』の表示を掲げたキハ25がいるではありませんか!
もし自分が高山に行くと仮定したら、延々これで行けというのか…
全力で避けなければ。
青春18の旅、出来ひんやんか。
はぁ(。・´_`・。)
はやたま速玉早玉
2017/02/17 23:59
はやたま速玉早玉様 おはようございます。
望川館は露天風呂もトレインビューですね。望鉄館?
国鉄時代に泊まったことがないですが、この鉄橋の対岸からの撮り鉄はしました。キハ80のほか、DD51の貨物もありましたし、各地からお座敷列車などもよく入線してきました。高山本線に乗っていると、車窓に突然変異のように現れる温泉街。普通列車は本数が限られ、ロングシート主流になったのは残念至極ですが、キハ25の前面展望はキハ40に比べ格段に良いと思いますので、足腰を鍛えて長距離かぶりつきはいかがでしょうか? 疲れたところで途中下車してひと風呂。
しなの7号
2017/02/18 07:47
しなの7号様、こんばんは。
トレインビューホテルではありませんが、トレインビュー官公署。私、知っています。
さいたま新都心にある合同庁舎、私事ですが、職場の研修で一昨年訪れたことがあるのですが、地上23階から眺める景色はNゲージのジオラマそのもの。
東北本線(宇都宮線と今は言うらしいですが)高崎線、京浜東北線と埼京線、締めは武蔵野線直通貨物と見ていて飽きることがありませんでしたが、私のような現場第一主義の人間には、合同庁舎の敷居は高く何か「ここはあんた達ような経歴の人間が来るところじゃないから。」と感じたのは、私の僻みでしょうか。
さいたま新都心って昔は「大宮操車場」の跡地だったんですね。昔の記録映画で昭和46年頃の操車場の風景見ました。貨車が突放されそれぞれの方面に貨物列車として仕立てられてゆく映像を見て、古き良き時代の(蒸気機関車牽引の貨物列車でなくDF50牽引の)貨物列車を想像しました。

2017/02/18 23:08
天様 こんにちは。
自分は、高層ビルや山の頂上から列車が見えるかどうかというのは、結構高い関心事です。貨物列車に乗務していたころ「北オオ」表記の緩急車には、やたらと多く乗りました。大宮操は文字どおり?オオきい操車場だったでしょうが、私は乗り鉄途中に草にまみれた空き地から高層ビル群が出来上がっていくのを幾度か眺めたくらいで、現役の大宮操を見た記憶はありません。
仕事上の教育機関でトレインビューの建物の世話になったことはないですが、6年通った小学校では、教室の廊下側の数十メートル隔てたところにある中央西線の列車が見え隠れして、3階の廊下からは駅を発車してダッシュするD51がよく見えて、その煙が侵入してくるようなところでした。線路が廊下側でなく教室側だったら授業もうわの空?
しなの7号
2017/02/19 09:47
しなの7号様、こんばんは。再コメント失礼致します。
確かに最近の車両は、全面展望に関しては優秀と言えますね。そういえば昨年柘植→亀山間、キハ120乗車しましたが、敢えて着席せずに『かぶりつき』で加太越え楽しみました。ただ長距離となると…ずーっと立っている姿は端から見てると修行僧のようです。

望川(鉄)館公式ホームページ見ました。露天風呂の眺め最高ですねぇ。これは宿泊しないと!
大井川鐵道を眺める事ができる川根温泉に通じるものがあります。

先日大井川鐵道SL乗車しました。旧客の蒸気暖房スチーム、木製車内、どっしりした乗り心地を満喫して川根温泉へ。しなの7号様は川根温泉も既にご訪問済み…な気がします。
はやたま速玉早玉
2017/02/19 21:01
はやたま速玉早玉様 おはようございます。
普通列車は短距離で、腰を落ち着けて乗るような距離でなし、どうせ乗り継がなくてはならないことが多いので、ここぞという区間は立つ前提で旅程を組むこともあります。最前部は運転士には目障りになるでしょうし、ワンマン車の多い昨今は、誰もいない最後尾は乗客にもあまり目立たないので私は結構好きです。ただし通学の高校生の指定席になっている場合がよくあります(;´Д`)
冬場の蒸気暖房は久しく体験していませんね。スチームが漏れる旧客旅は冬が最高ですね。川根温泉は開設当初に出かけたら満員で入湯をあきらめました。以後一度も行ってなくて、その代わり寸又峡へは相当前に3回ほど行っています。1回は入浴のみの日帰り。ヌルヌルするお湯で、近くに千頭森林鉄道の車両が保存されていました。
しなの7号
2017/02/20 06:57
お疲れ様です。朝夜勤明けで帰る電車内でしなの7号様のブログを読ませていただくのですが電車の揺れで撃沈してしまい、家で読み直すのがほとんどです。ヲ国鉄色の特急「あさしお」のお写真のUPありがとうございます。北近畿の電化完成であと少しで運用を終える時に乗車しました。自由席は満員で指定席への変更もできず、立ち乗りして日本海を眺めました。
鉄子おばさん
2017/03/14 10:54

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