【96】 鉄分補給2010.11.3 そよ風トレイン117(後篇)

<<前回からの続きです>>

中部天竜での折り返し時間は次駅の佐久間駅まで歩いて往復し、つり橋へ寄り道をして過ごして、中部天竜駅に戻ってきました。

快速「そよかぜトレイン117」の発車時刻まで15分くらいになっているのに、駅には乗客らしい人は少なく、活気がありません。改札を出てホームに行くとすぐに、さきほど側線に留置されていた「そよかぜトレイン117」の転線入換作業が始まりました。辰野方へ引上げていき、しばらくして上りホームに据え付けられたのが発車の9分ほど前でした。
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この時点での乗客は私を含めて4人だけでした。

最後部のホームで手持ち無沙汰な様子の車掌氏に、「今日は何枚売れてます?」と聞いてみたら、
「中部天竜発時点で売れてるのは12席ですねえ。」
「へぇ~~、いつもこんなんですか?」
「この前なんか中部天竜から無人でしたよ」
「私3号車ですが、適当に席を移動しますけどお願いします。」
「どこでも空いてるところへどうぞ。もしかしたら東栄・湯谷温泉・本長篠でツアーのお客さんが乗ってくるかもしれませんけど。」

と、こんな感じでしたので、のんびりできました。

指定券を買う時に、駅の窓口に置いてある時刻表で「そよかぜトレイン117」の時刻を調べようとしたのですが、JR時刻表の飯田線本文には掲載がなく、時刻は巻頭にあるJR東海のお知らせページに掲載されているだけでした。
あまり宣伝に力が入っていないように思います。

それでは車両を見てみましょう。

これは「ウインディスペース」車両です。走行中もこの状態のまま、ドアは開いたままです。
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ドア部分の四角い透明部分にはガラスが入っていますが、格子部分は吹きさらしです。ドア部分からは、上部と格子部分から「そよ風」が入ってきます。
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車内から見るとこんな感じです。

2号車「ウインディスペース」車両の座席は車端部を除き、窓側を向いたベンチ席です。窓は上側のサッシが取り外され、下側のサッシはごくわずかに上がった位置で固定されていますので窓の上下から「そよ風」が入ってきます。巻上カーテンは透明のビニール製に変えられていて、雨降りの場合は雨風を防げるようになっています。
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私は誰もいない「ウインディスペース」で改造箇所やモーター音を楽しみましたが、11月でもあり長くいると寒くなってきます(^_^;)

のこりの1,3,4号車指定席車両はこんな感じです。
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座席の背もたれをはずして、その上にテーブルを置いただけの簡易改造ですので改造前の車内の雰囲気はかなり残されています。

中部天竜には、まともに食事のできそうなところがなさそうでしたので、事前に豊橋駅で買っておいた名物駅弁の稲荷寿司を食べます。
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回送列車のような117系に揺られ、車掌氏の言っていたツアー客の乗車もなく、本日の乗客のすべてである12人全員が湯谷温泉までに揃いました。

飯田線では鳳来峡や長篠城の車窓案内がよく聞けるのですが、これだけの数の乗客では車掌氏もやる気が起きないのか、この日は全く車窓案内がありませんでした。

そのまま12人の乗客を乗せただけで終点豊橋に着いたのでした。
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土産は、これも名物?缶入りの秘境駅ドロップです。豊橋駅で売っています。このほか限定販売の「秘境駅弁当」なるものも発売されているはずですが、この日は行き帰りの午前午後に弁当売場をのぞいてみましたが、残念ながら売っていませんでした。
佐久間の図書館も休み。酒屋も見つからず、秘境駅弁当もなし。しかたなく私は豊橋の駅ビルの中の店で新潟の日本酒を買って帰りました←酒はやっぱし買うわけね^^;

最後に、三信鉄道の殉職者の方々に合掌。感謝!ありがとうございました。

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この記事へのコメント

  • アルヌー

    しなの7号さん、こんにちは!
    こんなに楽しそうな電車に12人しかお客さんが居ないのは寂しいですね~(^_^;)やはり、もう少し暖かい季節の方がいいのでしょうか?バスツアーのコースに組み込んじゃうのが手っ取り早い様な気がしますが、無理なのでしょうかね~?
    11月の走る電車の窓からの風は「そよ風」というには、ちょっと寒すぎですか?(^_^;)開けっ放しのドアの所に立派な鉄格子?(^_^;)が付いていて安心しました。
    写真のいなり寿司美味しそうですね~(^O^)今日のお昼ご飯は、いなり寿司に決定しました(^_^;)
    あんな大きなテーブルが付いた電車に家族で乗って、車窓を眺めながらお弁当を食べたら楽しそうですね~。
    2010年11月11日 09:30
  • しなの7号

    アルヌー様 いつもありがとうございます。
    この列車、9月から運転され始めたようですが、新車が入って余剰となった117系の車検切れまでの有効利用ということなのでしょうか。トロッコ列車にしては中途半端です。

    豊橋駅のいなり寿司は有名です。かなり甘めのいなり寿司で、おやつ感覚でも食べれます。
    2010年11月11日 20:45
  • hmd

    しなの7号さん、こんばんは (^_^)
    陽が落ちると寒いですね。

    117系ですか・・・初めて乗ったのは中学生の頃でした。
    今までの国鉄形にない斬新なデザインや俊足に興奮した思い出があります。
    313系の増車で引退も近いそうですね (^_^)

    噂の117系の展望改造列車もあまり繁盛していないようですね
    しかし、改造具合がとても面白いです。
    でも、こういう列車か新幹線や特急でないと駅弁も安心して広げられにくいので鉄道旅も変わったものです。
    (最近は昨年、秋田内陸線で大館の鶏めしが最終です
    豊橋は割と下車する機会がい多いのですが、駅弁をゲットしたことがないので今度入手してみます。
    秘境ドロップはサ◯マ缶の特別バージョンでしょうか(笑)

    p.s.
    三信鉄道、少し調べましたが相当の難工事で崩落や落盤事故の犠牲者とのことで・・・
    私もご冥福をお祈りします。
    2010年11月12日 17:26
  • しなの7号

    hmd様 コメントありがとうございます。

    朝は通り雨があったあと、午後は晴れました。今は半月に近い月夜です。

    117系は時速110キロで走行する快速電車として破格でしたが、今となってはこの速度ではダイヤ上無理があるようで、日中はお昼寝している姿をよく見かけます。
    引退間近といった様相です。

    車内での飲食が問題視されるような昨今ですので、普通列車では駅弁を食べるにも状況をよく考える必要がありますね。
    このときは12人の乗客のうち、4人家族が一組、4人グループのオバサン一組、残りはほとんど単独の「鉄」らしい者といった内訳でした。弁当広げるにはたいへんよい環境でしたがお酒がないのが少しさみしいところでした(^_^;)

    昨年は「佐久間レールパークのサクマドロップス」缶でした。今年は同様に「秘境駅ドロップ」ですが、秘境駅らしく?ひっそりと売られています(^_^;)
    2010年11月12日 21:04

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