【991】 スチール棚の企画展16: 気動車

この画像の上半分が企画展全景です。
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所有する鉄道模型車両はこの数年でかなり減らしましたが、気動車は国鉄形国鉄色を中心に、かなり生き残りました。それだけ国鉄形気動車は特急用を除けば編成を組むのに制限が少なく、かつバラエティに富んでいて趣味的に面白い対象だということです。系列の違う形式の混結こそが気動車お面白さだと私は思ってはいますが、今回は所有する車種の許す範囲で、できるだけ整った編成に組んでみました。また、気動車はもともと短編成で運転できる形式が多いので、棚部分を左・中央・右と3つに分けて展示しました。


左側にはレールバスと短編成用の気動車を配置しました
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いすみ鉄道 いすみ200’・わたらせ渓谷鐵道 わ89-100

真岡鐵道 モオカ63・名古屋鉄道 キハ20

長良川鉄道 ナガラ1・伊勢鉄道 イセ1

甘木鉄道 AR100・天竜浜名湖鉄道 TH1

樽見鉄道ハイモ180・ハイモ230-300・明知鉄道 アケチ1

有田鉄道ハイモ180・南部縦貫鉄道キハ10・国鉄キハ02・国鉄キハ01

国鉄キハ04・国鉄キハ07+キハ07

北陸鉄道キハ5201・JR東海キハ11+キハ11

JR東海キハ48-1500+キハ48-500


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上の方はレールバスです。主に国鉄特定地方交通線転換第三セクター鉄道各社で見られましたが、今では、そのほとんどが次の世代の新型車種に主役の座を譲り渡しています。


その下はさらに前世代の顔ぶれが・・・
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ここまで時代を遡ると、国鉄の2軸レールバスのように現役時代を私が知らない車両が出てきますが、キハ07は国鉄明知線(現在の明知鉄道)分岐駅恵那で見たことがありますし、キハ04ともども多くの私鉄に譲渡されていますので、譲渡先の私鉄に写真を撮りに行ったことはあります。北陸鉄道能登線のキハ5201の実車も見たことはないのですが、荷台が付いた気動車は特に好きなので、高校時代に紀州鉄道にいた荷台付きキハニ40801を見に出かけたことがあります。


次に中央部の様子。

国鉄特急形、急行形、準急形(急行色)、近郊形と通勤形(首都圏色)を配置しました。
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中央部最上段から下へ

80系特急形(81・80・80+82・80・80・キシ80・キロ80・82)

181系特急形(181・180・180・キサシ180・キロ180・180・181・181)

91系急行形(91-9・91・91・91・91・キサロ90・91・91)

急行後期形(65・キロ28-2500・58+58・28)

急行形冷改(57・キロ28-2300・58・28)

急行形非冷+郵便荷物車(58・57・58-1500・キユニ26)

準急形一段窓(26・キロ25+55・55)

準急形バス窓(キロハ25・55+26・55)

近郊形首都圏色(45・45)

通勤形首都圏色(30+35・35)


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名古屋ゆかりの特急形と急行形です。「くろしお」にキハ81が転用されたと聞いて、名古屋駅に出かけたのは47年前で、キハ91やキハ181を初めて見たのは50年以上前のことですから、自分も老体になって当然なわけです。


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折戸が採用された系列が並びます。キハ919の3枚折戸の塗分けの違いが際立ちます。

キハ65と同じ雨樋高さになり、トイレ位置が変更されたキロ25-2500ですが、窓周りの塗分位置は在来車と変わっていません。


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キハ58系冷改車と非冷房車・キハ55系新旧急行色


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キハ55系郵便荷物改造車(雨樋塗分けなし)・旧急行色一段窓車・新急行色バス窓車


最後に右側。

国鉄一般色と首都圏色の気動車を配置しました。

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通勤形+近郊形一般色(35・36+23)

20系二段窓一般色(キハユニ26・25+20+20)

10系一般色-1(キハユニ16・11+16・17)

10系一般色-2(キユニ17・17・10)

40系寒地(48-1500・48-500+40-500)

首都圏色混成編成(キニ28・40-2000・20・52-100)



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普通列車用気動車のプロフィール。1両ずつの微妙な違いが気動車の最大の魅力。


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正面のバラエティ。合造車が多いのも気動車の特色。


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一般色気動車の20系一次形バス窓シリーズが今のところプラ製品で未発売なのが、やや物足らない。。。


ところで私がNゲージを始めたころ、気動車の模型は、K社のキハ20にキハ25・キハユニ26が加わった直後だったと記憶します。ほかには気動車は製品化されていませんでした。45年以上前のことですが、今では企画展ができるほど製品が充実しました。ほんとうにありがたいことです。


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最後は正面、一般的には一番の不人気車キハ35系(乗務の記事は「【104】乗務した車両:キハ35系気動車」)と影の薄いキハ45系(乗務の記事は「【109】乗務した車両:キハ45形気動車」)の首都圏色で締めくくります。

複数の線区で乗務した首都圏色のキハ35系は、ダントツに乗務回数が多かったので、最前列になっています。

それは決して楽しい乗務ではなく、いい思い出などありませんが仕事とはそういうものでしょう。そういうことのほうが、時が経てばかえって印象深いもので、実際に見て乗って、一時は乗務員を職業としてきた自分の歩いてきた道を模型から振り返ることが、自分の鉄道模型の楽しみの大きなウエイトを占めているのだなと思います。





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この記事へのコメント

  • やくも3号

    しなの7号様 こんにちは。
    一部背中がかゆくなるような車種がありますが、壮観ですね。短編成でも長編成でもさまになっているこれらの気動車群、よく考えると、レールバスと大排気量車を除き一般形から特急型までのほとんどすべてが、連綿とDMH17エンジンが使用されていたことが不思議です。いわば、軽自動車とスーパーカー以外の全ての車に数十年にわたって同じエンジンが搭載されているようなものですね。
    「雑型客車」同様、国鉄用私鉄用にかかわらず趣味研究の対象になるのもよくわかります。

    ちなみに、DMH17は新潟や神鋼のほかダイハツでも作っていたそうです。
    2019年08月05日 10:56
  • しなの7号

    やくも3号様 こんにちは。
    国鉄気動車全盛だった1972年度末における国鉄気動車の約95%にDMH17系エンジンが使用されているのだそうです。決定版となるエンジン開発ができなかったことと、非力ながら安定した性能は現場では重宝されていたということでしょうか。ダイハツ製もあったとは知りませんでした。
    固定編成を前提にした特急形式を除けば、以前の展示でやったような「統一感がない列車」のような編成が自由に組めるのも国鉄形気動車の良さで、背中がかゆくなるような車種が存在していることも、旧客同様に国鉄気動車群にハマる大きな要因であると思っています(*‘∀‘)
    2019年08月05日 15:20
  • ●乗り物酔いした元車掌

    ●これだけ並ぶと、壮観ですね。
    私も鉄道模型を志したことがあったのですが、
    数点、そろえただけで終わりました。
    国鉄色の気動車群、懐かしいです。
    2019年08月05日 19:46
  • しなの7号

    乗り物酔いした元車掌様
    国鉄・JR形に関しては、一部を除いて名古屋圏に関係している形式だと思います。
    2019年08月05日 20:06
  • ヒデヨシ

    しなの7号様こんばんは
    素晴らしい気動車の群れコレクションです

    気動車カラーは私鉄も乗り入れなどある中小が多いからか ほぼ国鉄一般色に近い色を使っています
    含めて遠目に見ると赤い!
    やはり急行以下はTOMIXの頑張りが大きいと思います
    系列で郵便荷物合造車を加えているのも好きです
    キハ40系発売時に系列ではないけど同じ顔のキユニ28、キニ28/58なども出して欲しかった
    キユニ26の雨樋に赤が無いのは塗装合理化で省略されていた頃に改造されていましたから
    雨樋の赤いキハ26等の編成に繋がれることは皆無だったでしょう
    鉄コレの湘南顔気動車も良い出来だと思います
    まさかのKATOキハ91系
    感動しました。

    私も気動車は新世代の模型に代変わりさせつつ大量に持っています
    しなの7号様がおっしゃる初期バス窓キハ20も出て欲しい
    個人的には気動車のTOMIXからキユニ26一般色、先程も言ったキユニ28、キニ28

    そしてキハ30系、キユニ26 600、名鉄キハ8000/8200など開発して欲しいです
    2019年08月08日 23:20
  • しなの7号

    ヒデヨシ様 こんにちは。
    たしかに棚全体が赤っぽくなっています。私鉄の気動車に国鉄一般色に近い塗色が多かったのは、全国の私鉄に湘南顔が広まったのと同様に優れた国鉄デザイン(塗分けや色使い)の影響力があったのかもしれないですね。名鉄はスカーレット一色が当たり前だったのにキハ8000を意識したのか、この「名鉄キハ20」を含むレールバスにクリーム色を採用して国鉄特急色っぽくなっています。国鉄~JR初期のローカル線を走っても違和感がないような気さえしてきます。
    ご指摘がありませんでしたが、気動車オタクなら必須アイテムであるはずのキユ25が展示には出ていません。というのはキユ25の実車を見たことがないだけでなく、本州にいなかった形式なので購入対象にしませんでした。(旧製品は模型としての希少性ゆえに購入しましたので手元にまだあります。)
    あとはおっしゃるような形式をTOMIXさんが製品化してくださることが期待されますが、年金暮らしを控えたウチではモデルチェンジごとの代替わりも最小限と考えていて、ここにいるキハ45首都圏色にしても未だにGM製で、いずれTOMIXの中古の出物があれば買いかえてもいいか…程度のレベルにとどまっています。
    2019年08月09日 14:11
  • ヒデヨシ

    しなの7号様こんにちは
    気動車の話ならとことん話し込んでしまいたく申し訳ありません

    キユ25ももちろん所有です
    TOMIXのキハ58系でもリニューアルが取り残されていた感じでしたが
    素晴らしい出来で発売されました
    二次型ですから実車がわずか2両しか無いんですよね
    欲張りですから一次型も欲しくなります

    私なぞキハ66/67(TOMIX)+キニ28(有井)+キユ25とかのあり得ない編成で遊んでいます
    キユニ28は唯一の宮沢製
    実態はグリーンマックスですがKATOのキハ47下回りと前尾灯が使えるなんちゃって仕様にも出来ます
    (オリジナルの下回りは酷いのですが車体は窓が非常に外板が薄くみえる素晴らしい造り)
    2019年08月09日 19:03
  • しなの7号

    ヒデヨシ様 こんばんは。
    キニ28には乗務したことがあるので2両セットでしたが買わないわけにいかず、購入後に不要なM車を即時放出しました。それ以前にレイルロードから出ていたKATOキハ47ベースのキニ28コンバージョンキット(実質キニ45?)を組みましたし、先行して発売されていた有井キニ58(これも2両セット)を買って、本命キニ28が製品化されるまで代用にしていました。キニ28は、そういう買い方でしたが、キユニ28に対しては一般色にちょっとだけそそられたものの、2両セットというのがどうも…ということで結局買いませんでした。個人的にはキニ28就役前に名古屋に2両配置されていたキニ26(キハ26改タイプ)一般色を模型化していただきたいところですが、無理でしょう。

    宮沢ブランドには、変わった企画商品が時々ありましたですね。かつて宮沢のレジン製クロ381入りパノラマしなの6両編成を買ったものの、時とともにクロ381のバナナ現象?がひどくなって、KATO編成に買い替えたのが懐かしくもあります。
    2019年08月09日 21:47
  • NAO

    しなの7号様、おはようございます。
    気動車はさまざまな混結が楽しくもありました。キハ58系と30系なんかが一緒になっていると見ているぶんにはいいのですが、乘るとなると雲泥の差、どちらに座れるか運命のような感があります。でも私はロングシート車も好きで、空いていれば気にせず利用しましたし、セミクロスシート車でも車内を見渡すことなく、手近の空いている席ならどこでも座ります。
    気動車の話しから逸れて申し訳ありません。車中の出会いは薄れたかもしれませんが、座れたボックスシートでの相客の印象も良し悪しいっぱいありました。これも運命ですね。
    2019年08月10日 09:40
  • しなの7号

    NAO様 こんにちは。
    へそ曲がりの私ですが今回はできるだけ整った編成に組んでみました。普通列車では寄せ集め編成が当たり前でしたが、彼らもまた運命のいたずらによって、各車それぞれ生まれや育ちの違う車両たちが手をつないでいることに気付くところとなって味わい深さを感じるものです。
    自分は列車に乗れば車窓優先なので、ロングシートや通路側座席では乗る楽しみの大部分を失い、列車は移動手段になり下がります。
    2019年08月10日 15:44

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