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zoom RSS 【796】 模型…その実車の現役時代(7):トラ90000

<<   作成日時 : 2017/05/15 06:50   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 50 / トラックバック 0 / コメント 26

発売時期が延期に延期を重ね、やっと4月にK社からトラ90000が発売されました。

実車は製紙パルプ原料である木材チップ輸送用に特化した無蓋車で、トラ23000とトラ35000からの改造車でした。既存のアオリ戸と妻板の上部を黄緑色の金網で囲ったかご状の部分が、模型でどのように表現されるのかが関心事でした。
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模型は積車状態が表現され、上部にシートが掛けられた状態になっていました。かご部分は全部軟質プラ製で、骨組みの枠部分に別パーツの金網部分を窓ガラスパーツのように嵌め込む構造で、細かい金網は印刷による表現のように見えます。
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同車の現役時代に、こうした貨車の形式写真などを意識して撮影したことがなかったので、そのころの実態をきちんとお伝えできないのですが、積荷の圧力で金網部分が膨れていたりしました。また、金網が破れて当て布をするように補修されている箇所があったりしました。
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そうとうに細かかった網目の表現は難しいと思いますが、金網を押さえている格子状の枠の表現に、もっと凹凸を強調して欲しかったとも思います。
それと、ユーザー側の対応として、積車状態を表現しているのに上部に掛けられたシートを固定するために幾本も車体に掛けられていたロープ表現がないので、細い糸を車体に巻き付けるのも一興でしょう。実際には垂直にロープが張られていたようですから正しくないかもしれませんが、ためしに細いミシン糸を使ってロープを表現してみました。あくまでも、個人的な嗜好の問題ですが、この模型のようにスッキリ整った姿は、実際に汚く汚れて補修を重ね黒ずんだ姿を見ていた者には不自然に思えてしまいますので、かご部分を黒く汚してみるのもよいかもしれません。それなりのウェザリングをすると、より実車の雰囲気に近づくかもしれません。
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次に、実車の運用実態の一例を振り返ってみましょう。中央西線の貨物列車では、主に春日井駅を着駅とするトラ90000をよく見かけました。
昭和50年代中ごろ、私が乗務した列車に連結されていた編成の記録を眺めてみますと、春日井に関係するトラ90000の発駅または空車の回送先は、山田線の茂市・信越本線の北長野、直江津、黒井・越後交通の西長岡・上越線の渋川・小海線の三岡・高山本線の飛騨一ノ宮と飛騨古川・山陰本線の殿田・和歌山線の川端(大和二見から分かれていた貨物線の終点駅)・紀州鉄道の日高川という駅名が見られます。まだほかにも春日井発の空車で高山や北上操を行先とした車両も記録にありますが、これらは交番検査のための検査入場だったかもしれません。この中でも毎回決まった快速貨物列車で定形輸送されていたのが北長野発送車で、快速貨物3670列車(55.10改正以前)には必ず前緩の直後に春日井行トラ90000が6〜8車連結されていました。
このほか普通貨物669列車(55.10改正以後)では積車のトラ90000を春日井で切り離し、空車のトラ90000を連結していました。
それでは最後に669列車の編成の一例をご覧ください。

<中央本線普貨669列車>

◎この列車の運転区間と乗務区間:いずれも稲沢〜多治見

◎時刻
稲 沢――― 17:03(出13)
名古屋17:19〜17:29
新守山17:46〜18:10(下1)
春日井18:18〜19:04(中)
多治見19:25 ===(下1)

◎この列車の貨車輸送方(後部より)
1 ヨ
2 多治見以遠行
3 春日井行
4 その他
5 新守山行(現車20両以内)
以上で現車48両(名古屋)以内
春日井解放現車20両以内
多治見到着の際現車20両以内
新守山連結現車10両確保
(長期達)春日井連結現車10両確保

◎1980年(昭和55年)10月8日の編成
EF64 11 (篠)
 ワラ  4083(発)富山(着)新守山
ハワム 88820   富山   新守山
ハワム186162   黒部   新守山
 ワム  65264    富山   新守山
ハワム 88870   徳島   新守山
ハワム 86496   高砂   新守山
  ワ 12470   小山   新守山
 コキ 25709  奥野谷浜 新守山
 コキ 26752  奥野谷浜 新守山
 コキ 26715   笹島   新守山
 コキ 52596   笹島   新守山
オトキ  25109   松尾寺   新守山 
コトラ 90641  (和)川端  春日井
コトラ 90646  (和)川端  春日井
コトラ 91556  (和)川端  春日井
コタキ  5029    能町   春日井
ハワム181755   越中島  春日井
 コキ 27660    岐阜   多治見
 ワム 67588    東港    上松
 ワラ 11365    東港    上松
 ワム 63226   汐見町  中津川
 ワキ  6169    稲沢   多治見
  ヨ  8909 (天リウ)
稲沢始発時(現車23 延長現車34.0 換算57.9)

以下、春日井連結車(連結位置 機関車直後)
コトラ 91402   春日井  北長野
コトラ 91594   春日井  西長岡
コトラ 91354   春日井  西長岡
コトラ 92459   春日井  直江津
コトラ 90543   春日井  三岡
コタキ  5713   春日井  二本木
ハワム 88350   春日井  北長野

私が乗務した列車に連結されていたトラ90000は、中央西線のほか、東海道本線にもありました。それは敦賀発稲沢行快速貨物3982列車で、敦賀発(東海道本線)島田行のトラ90000が2両、最後部ワフの前に連結されていたことがありました。春日井、島田ともに製紙工場の所在駅です。
これほどまでに木材チップは大量に貨物輸送され、国鉄からJRに引き継がれたトラ90000の数も200以上に上っていますが、今では見ることがなくなりました。先日、春日井市内のさして広くもない道路で信号待ちしていると、たいへん長い車長のトレーラートラックが横切っていきました。見ると、トラ90000によく似た構造のトレーラーで、木材チップを満載していました。最大積載量はどれだけなのかはわかりませんでしたが、あれだけ図体が大きくても貨車2車分も積めないのではないでしょうか? 木材チップを出荷する地方駅の貨物輸送が廃止され、トラック輸送に変わったことによって、荷主側にどれだけのメリットがあって、またはその逆もあるのかどうか、知りたいものです。

ところで、トラ90000はK社製以前に、旧河合商会からも製品化されていました。そちらのかご部分は金属製で、材質は真鍮エッチング加工と思われ、網目は別パーツの細かいネットを裏側から貼って表現されており、空車状態になっています。(右)
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また、本来の役目を終えて乗用貨車?になったトラ90000が、A社からセット物として過去に発売されています。模型は国鉄→JR東海のトロッコファミリー号用です。(右)
画像


****************************************

《付記》
約2週間にわたって土岐市駅の2階にある土岐市郷土物産陳列所(観光案内所)で開催されていた「土岐市駅(土岐津駅)昭和の風景」の写真展示は昨日をもって終了いたしました。
実は、この展示コーナーのうち「中央線を駆け抜けた昭和の列車たち」の写真約20枚はすべて私が撮影したものを展示させていただきました。ご覧いただいた皆様、ありがとうございました。




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コメント(26件)

内 容 ニックネーム/日時
>春日井、島田ともに製紙工場の所在駅です。
 大井川を渡ったすぐ先では,左右両側に専用線が何本もあって楽しいものでした。製紙工場は北側にあり,貨車が停まっているのもよく見ましたが,なぜかトラ90000があった情景が浮かんできません。では,何が停まっていたかということですが,それに代わる車両も浮かびません。
 1つ手前の金谷駅の中線にホッパー車が停まっていたことは浮かびます。
 全く意味の無いような書き込みですみません。
abesan11
2017/05/15 21:56
こんばんは。
トラ90000、本線支線を問わずよく見かけました。
川端駅、いや懐かしいです。TMSの「シーナリーガイド」の記事に触発されて、撮影にいきました。砂利輸送のホキ800と、川端駅常備のトラ90000がいましたね。好い雰囲気の貨物駅でした。
しかしながら川端線(?)を走る貨物列車を撮影しなかったのは不覚でした。ではまた・・
つだ・なおき
2017/05/15 23:00
abesan11様 こんにちは
私が国鉄に就職したころは島田・金谷あたりではEF18牽引の区間貨物列車があったと記憶します。機関車のほうは気にしていても貨車についてはどんな貨車を連結していたのか記憶どころか気にもしていなかったのが情けないです。深夜の荷物列車に乗っていて外が見えなくても、長い鉄橋の音と製紙会社の臭気とでわかるのが島田と富士でした。
しなの7号
2017/05/16 06:36
つだ・なおき様 こんにちは
和歌山線に乗ったことは一度きりで、それも平成の世になってからでした。大和二見駅ではまったく旧川端駅のことを考えずにスルーしてしまいました。和歌山線で記憶に残ることは北宇智駅のスイッチバックと、高校生たちがどっと乗ってきて105系電車の広い床面に車座になって座り込んで、取り囲まれるような状況になってこわい思いをしたことくらいですかね(~_~;)
しなの7号
2017/05/16 06:37
しなの7号様、こんにちは。
製紙原料を春日井へ運搬、という事は…
ネピア号の出番ですね(^3^)/

トラ90000とワム(最後尾はもちろん緩急車ですね)の編成が良いです。このような味のある編成にお目にかかりたいですが、画一化された貨物編成しか見れないのは残念です。時代の流れ、仕方ないですが。

シート固定のロープを糸で再現するだけで見映えが格段にアップ、キリリと引き締まり『美人』に変貌していますね。逆に製品そのまんまだと『のっぺらぼう』に見えてしまいます。
はやたま速玉早玉
2017/05/16 10:22
しなの7号様おはようございます。
トラ90000
私も「新」の2両セットを買いました。
積載状態に限って割りきった製品ですが
それもありでしょう
大枠の中が絵画状でおっしゃるように中枠を立体的にしてほしかったです。
実物は高山本線でまとまった数が連結されていたのを記憶しています
名鉄局管内ではどこの駅が常備駅なんでしょうね?
やはり国鉄仕事柄入れ換えさぎょうが気になって
春日井駅での解結、たくさん引き上げ2回突放後の2回連結かと思いましたが
すでに新守山着貨車は解放後で無いのですね。
単純な1回突放、1回連結だ
ヒデヨシ
2017/05/16 10:30
重連すみません

>EF18牽引の区間貨物列車があったと記憶します。
 デッキ付きの電機でしたので,それで間違いないと思います。

>長い鉄橋の音と製紙会社の臭気とでわかるのが島田
 2歳の時に父親に連れられて東京まで東海道本線で行ったことがあります。冬だったのでしょうか,まだ真っ暗い時に大井川を渡り,異臭がしたことを覚えていて,「大井川は,臭い。」と子ども心に思いましたが,後年になってそれが製紙工場の匂いだとわかりました。
 大学の大学に通いましたが,専用線は楽しみでしたが,匂いは不快そのものでした。
abesan11
2017/05/16 18:20
おはようございます。
いやはやお恥ずかしい話しですが、地元自治体にある殿田駅、地図でいくら探しても出てこず、20年近く前に改称された駅と同一駅だったことに今になって気付きました。私的な利用では旧客停車がほとんどでしたが、営業員になってからは特急通過ばかりで、またクルマでは駅前を何度か通っているのに駅名も意識せず、そんなていたらくです、私。
子供の頃、DD54牽引の上り貨物列車にチップ積み貨車がやや前方に連結されていたのを何度か見ましたが、ここが発地だったのですね。シートが被さっているものの、実質むき出し状態の積載方法、いったいあれは何だったんだろうという印象でした。交換駅で目の前に停まっていたこともありましたが大人になるまで?でした。
TMS誌で16番自作トラ90000の作品を読んだことがありますが、空車時の丸めこんだシートの覆いの作り方に関心した覚えがあります。
NAO
2017/05/17 07:44
はやたま速玉早玉様 こんばんは。
春日井からの専用線内では緩急車は使用されませんでした。愛知電機関係の変圧器輸送のときには緩急車が連結されることがありました、
【24】 鉄分補給2010.6.19 大物車シキ800その後
http://shinano7gou.at.webry.info/201006/article_10.html
模型は手とカネをかけだしたらキリがないので、費用対効果+手間と技術を考慮して、ある程度のところで妥協していますが、今回のトラ90000製品のディテール表現は平面的すぎる印象を受けました。
しなの7号
2017/05/17 22:12
ヒデヨシ様 こんばんは
近年のK社製貨車には、積車状態を表現できる製品が多くなりましたね。トラ90000の場合は空車状態を表現できないのは致し方ないかもしれませんが、空車状態のほうが表現は難しそうですね。上半身が額縁みたいに見えてしまうのがどうも…
「名・飛騨一ノ宮駅常備」はあったと思いますが、緩急車の所属表記以外の常備駅を記録していなかったのは失策でした。
引上げ両数は少なくなるようにしたいですね。今でも行われている下り春日井貨物着後入換の転線は、全編成を下り本線に引上げ、上り本線を横断して行われていますが、本線の列車が機外で停められるケースもあるみたいですし、あれは大変そうです。
しなの7号
2017/05/17 22:12
abesan11様 こんばんは。
EF18は、荷物列車乗務中に一瞬にどこかの駅で追い抜いていったような記憶でした。停車中にゆっくり見て記録していないので、記憶自体がずいぶん曖昧なのです。
近年は製紙会社の臭気も公害対策が進んで、かつてのような悪臭ではなくなりましたが、春日井では、かつて、いつも臭わない方面に臭気が漂ってくると、「明日は雨だよ」って、天気予報ができたほどでした。春日井駅のほうに臭気が来るとき天候は悪くなりました。富士駅といえば、ワサ1という異端車の常備駅でした。

【193】 H君のこと〜ワサ2・稲沢鉄道寮
http://shinano7gou.at.webry.info/201108/article_5.html
しなの7号
2017/05/17 22:13
NAO様 こんばんは。
中部地方在住者としては、長岡京・大津京・JR難波とか関西地方の駅名改称は知らないうちに行われていたという印象です。平成の大合併であらたに生まれた市町の名称も同様です。殿田駅を初めて聞いたのは、山陰本線の夜行に乗った時の車内放送でした。
16番のキットには、空車状態でシートを丸めた表現がある製品も存在するみたいですが、Nでは難しいでしょうかね。
しなの7号
2017/05/17 22:14
はじめまして。春日井O製紙さんのチップ輸送ですが、おっしゃるとおり現在は亀甲運輸さんが国鉄貨物に変わって、毎日運ばれています。原料のチップが主にニュージーランドから名古屋港の王子埠頭(飛島村)に陸揚げされ、そこから23号、名古屋環状線を経て、守山区内、松川橋経由で工場へ入ります。あのトレーラーは70立米の積載が可能ですが、
ダンプ機能はなく、ただの箱です。工場の荷受場にロケットの発射台のような設備があり、そこに箱だけ載せられて荷降ろしします。降ろされたチップは、ものすごい早いベルコンに載って、サイロの中へ入っていきます。
鉄道とは関係のない話ですいませんでした。
あっくん
2017/05/18 21:42
あっくん様 はじめまして。
チップも輸入でしたか。かなり大きなトレーラーですが70立米というと見当がつかないので、トラ90000の容積を図面から測り出しますと、長さ約7.3mX幅2.5mX床面からの高さ2.4m=43.8立米になりました。そうすると、貨車1.6車分くらいですね。
ご教示ありがとうございました。
1台ごとに運転手が要りますが、積卸に手間もかからず、トータルで手間がかかる貨車輸送より人件費はへって合理的になったのかな?
しなの7号
2017/05/18 22:10
しなの7号様、こんばんは。
【24】鉄分補給2010.6.19大物車シキ800その後、拝見致しました。ネピア号側面が開いていますね。熱気を逃がしているのでしょうか?6月、梅雨時期で湿度も高いですからね…
緩急車が未だに現役、驚きましたΣ(゜Д゜)国鉄時代に全車両引退したものだとおもってましたので…
生きた「ヨ」最後に見たのは国鉄末期の中学生時代、今から30年以上も前の事です。
ところでこの貨物列車ですが、極めて例外的に「ヨ」が連結されている点、疑問です。トランス輸送って、後方からの安全確認が必要不可欠なのでしょうか?

はやたま速玉早玉
2017/05/19 00:07
はやたま速玉早玉様 こんにちは。
春日井の入換動車は、エンジン部の点検蓋が閉じていることのほうが少ないように思いますが、おっしゃるような事情によるものだろうと私も思います。
ヨ8000はまだJRには少数が在籍しています。もちろん本来の役割ではなく、甲種輸送や大物車など特殊な貨物輸送には、添乗員が付ける関係で、添乗員の執務場所だったり、控車としての役割があるのでしょう。
東武ではC11SL大樹運転のため、車掌車に自社のATSを積んでいるそうで、常にC11とペアで運行されるようです。用途もさまざまですね。
しなの7号
2017/05/19 10:15
ご返信ありがとうございます。運賃までは知りえないので、経済的かどうかまではわからなくてすいません。私個人的には、定形ルートを大量に原材料を運搬するのは鉄道貨物の得意分野かと思いますので、日々なんとなくもったいない気はします。もし陸揚げが稲枝埠頭で、西名古屋港線が現役で、かつ城北線が勝川で接続していれば、毎日チップトラの25連が2〜3往復くらいしていたかもしれませんね。数年後には名二環の南西部が開通しますので、輸送は大幅に効率化できるとは思います。宇部興産などは美祢線を見放して、自前の高速道路を建設したくらいですから、やはりトラック輸送の方が、何かと融通が効くのかもしれません。この地域では矢橋さんの新日鉄輸送がまだ残っているだけ奇跡かもしれません。また得意な話がありましたら、コメントいたします。
失礼いたしました。
あっくん
2017/05/19 20:35
あっくん様 こんばんは。
ご返信ありがとうございました。
中京圏に計画されていた鉄道ルートが現実のものとなっていて、鉄道を大いに活用して物流の中心に位置づけるような政策が採られていたなら、おっしゃるようなルートでのチップ輸送が行われたのかもしれないですね。
またよろしくお願いいたします。
しなの7号
2017/05/19 21:12
しなの7号様、こんばんは。
トラ90000、購入してしまいました(笑)
既に所有しているワム80000と併結させて、春日井貨物を再現しますよぉ〜(*σ>∀<)σ
勿論、最後尾は緩急車で引き締める編成です。
夏の青春18シーズン突入すれば、鈍行利用ネビア号に逢いに行く旅を実施予定です。
はやたま速玉早玉
2017/06/21 21:42
はやたま速玉早玉様 こんにちは。
↓編成はこちらの記事もご参考にしてください。

【79】中央西線670列車(後篇):過去の春日井貨物
http://shinano7gou.at.webry.info/201010/article_4.html

入換動車が工場から出てくる時間帯は、前にも書いたように午前中2回だけです。また、運休日もあり、いままでの経験では夏場に数日連続してJRの貨物列車が運転されない時期があったと思いますので、ご注意を。
しなの7号
2017/06/22 09:45
しなの7号様こんばんは。ご教示ありがとうございます。
春日井貨物にも乗務されていたのですね。EF64牽引かと思いきや…当時DE10または11が担当とは意外です。少しトラ90000が混じりヨで締めくくる、ワム主体の長編成は圧巻です。
EF66も春日井貨物担当していたとは…中央西線にEF66のイメージがありませんので何だか新鮮です。黄色い菜の花と青い貨物編成のコントラストが美しいです。

時代の流れにより輸送手段が次々と鉄道からトラックへ置き換わり、寂しい気持ちになります。国鉄ネットワークを活かした貨物輸送が日本経済を支えていた点、過酷な労働により多数の方々が殉職された点、貨物列車を語る上で決して無視してはいけないですね。
ワムからコキに変更されましたが今なお現役の春日井貨物、末永く活躍願います。

運休があるのですか…要注意ですね。
はやたま速玉早玉
2017/06/23 00:00
はやたま速玉早玉様 こんにちは。
国鉄時代には、朝方に中間駅の貨車入換のための機関車が稲沢から貨車を牽いてその入換駅まで運転され、一日入換作業に従事したあと、夜貨車を牽いて稲沢に戻るという運用形態がよく見られました。春日井・新守山・千種の入換とを兼ねた運用だったために665列車にはDD13〜DE10・11が使用されたのでした。

今の物流業界では、ドライバーの過重労働や、そのことによる交通事故が問題になっていますので、便利になった裏返しの面ではマイナスになっていると思いますね。鉄道の良い特性を生かした物流社会を作ろうにも、鉄道側の施設が売り払われてしまった現状では、困難になってしまいました。せめて今残ったものを上手に活用していってほしいものです。
しなの7号
2017/06/23 07:08
しなの7号様、こんばんは。再コメント失礼致します。
数ヶ月前にニュースおよび報道番組でドライバーの過重労働について、不在時の再配達が重荷となっていると取り上げられていました。残業代の未払い等会社の体質にも問題があるのは間違いない事実ですが、利用者側のモラルの問題もあるのだと。『不在でもまた来てくれるから別にええやん』という安易な考え、人の気持ちが判らない、理解しようとしない自分中心の思考、腹立たしいというか悲しいというか…人間としての低レベルさを感じます。世の中便利になった反面、心の豊かさは反比例して低下していますね。

自宅の国鉄最寄り駅は奈良線桃山駅でした。今はマンションになっていますが、かつては日通の集荷ヤードがあり貨物駅も備わっていました。味わい深い光景である反面、垢抜けないイメージもありましたが、あの時代の方があらゆる事において豊かさを感じますね。
はやたま速玉早玉
2017/06/24 00:28
はやたま速玉早玉様 こんにちは。
今は昭和の時代に比べて、あらゆる面において便利になりましたが、その便利さが当然と考えてしまいがちですね。鉄道は安全正確が当然で、宅配でも指定した日時に配達されるのが当然だという常識も、多くの人と手間によって成り立っているものですから感謝の気持ちを持っていたいものです。
中山道を歩いた者として思うのは当たり前でない鉄道の速さでした。そして在来線に慣れきっていると、新幹線の速達性には驚きましたが、歩く者の達成感は速さなど超越していました。不必要な速達や定時性を無意識に利用させられている事実にも突き当ります。働く者も客も、不便な中にあった幸福感を忘れてしまっているのではないでしょうか。その幸福感は企業が数値化して従業員に求める達成度なんかでは得られない仕事に対する愛情と誇りでしょう。そういう仕事で得たけっして多くはない給料で得た、ささやかな昭和40〜50年代の生活に当然にあったものが、逆に今は失われていますね。
今は過重労働があっても個人では企業に対抗できないことは国民の多くがわかっていながらあきらめているような世の中ですが、よく安部首相が口にする「野党による印象操作」という言葉、まさに国鉄改革では国民に向かって国鉄労働者に対する「政府による印象操作」があったことには疑いがありません。今の過重労働問題もそこが起点となっているようにも思えます。
しなの7号
2017/06/24 09:57
しなの7号様、こんばんは。連日の再コメント申し訳ございません。
以前にコメントされた方もおられましたが、国鉄解体30年の節目に関する報道、および出版物の記事内容は『分割民営化して正解でした』の成功事例を一方的に取り上げ美化、一方のマイナス部分を全く考慮しないものでした。国鉄末期の印象操作が姿、形を変えて現在進行形であるのが現実ですね。度重なったJR北海道の事故、福知山線脱線、さらには地方切り捨てなど明らかに解体による歪みでしょうが、責任を現場に押し付け真実から目を逸らそうとしていますね。

解体から2年後の平成元年4月、私が高校時代の事ですが、全校集会があり、異動される教職員の方々より生徒への一言ご挨拶の場が設けられました。とある体育科の先生のご挨拶をふと思い出したのですが『世の中には色々な情報が満ち溢れている。中には売上部数を増やす為にオーバーな表現の情報もある。氾濫している情報は全てが正しいのではない。正しい情報を見極める目を各自持ちなさい。』といった内容でした。体育の授業中は毎回下ネタが出てきたこの先生、普段とのギャップがあまりにも大きかったので心に刻まれたのもありますが…印象操作に騙されるなよ、とも解釈できます。当時はバブル時代真っ只中、しかし浮かれていると近い将来必ずやしっぺ返しを喰らうぞ、といった警告とも、今思えば捉えられます。

営業販売の世界、どの企業でも数字を要求されますが、売上、前年比を達成したところで幸福感に満たされる事は多くありません。『上に怒られなくて済むわ』『やれやれホッとしたわ』マイナス感情が先行してしまいます。お客様に『あんたのオススメの⚪⚪、美味しかったわ』『またあんたの顔見に来るわ』と言って頂く、些細な事かも知れませんが、このような事に幸福を感じます。
はやたま速玉早玉
2017/06/25 01:43
はやたま速玉早玉様 こんにちは。
国鉄分割民営化から30年で、もう少し賛否双方の立場から語られる場があるかと思えば、そうでもなかったですね。すでに労組との問題は片付いたし、いまさら持ち出されたくない政府財界が幕を引いて風化させようとしているのでしょう。体育の先生、いいことをおっしゃって異動されましたね。今は子供でもスマホを持って、私どもが子供のころとは桁違いの情報量に接していると思いますが、そういったことは社会に出てから失敗しながら自然に学んでいったことでした。もちろんそれを最も感じたのは国鉄叩きのマスコミ攻撃のときで、事実を誇張した表現によって知らない人は「印象操作」されるだろうと思いました。

顧客からの「あんたでないとだめだわ」の一言は、仕事に対する努力の結晶ですが数値には現れません。今は何でも数値化して優劣比較をしますが、数値に現れない部分での達成感やその仕事ならではの喜びを感じるほうが私の性分には合っています。言ってみれば会社では他人様とレースをさせられているだけのことで、どうせ競争するなら自分自身としたいものです。数値より質で勝負すべきで、その結果として数値がアップすれば、それはそれでうれしいことだと思いますね。
しなの7号
2017/06/25 11:06

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