【1005】 「犬のフン…の看板」その後(6)

まことにくだらないことを連載していることは自覚しておりますが、こういう啓発看板からは設置者の思いが伝わってくるだけではなく、身近なところで迷惑行為が日常的に繰り返し起こっていることがわかり、誰も見てなければちょっとくらいのことは平気という人間の弱点の現れや、社会生活上の汚点がにじみ出ていると感じます。ゴミの投棄禁止看板なども同じで、街中や公共の場にある看板や掲示には興味をそそられるものが多くあります。 福井県鯖江市には、空き缶投棄禁止とフンの放置禁止が1枚の看板になっていました。罰則についても付記されていますが、役所的な発想で効果は如何に? +++++++++++++++++++ 条例による罰則に触れている看板2種 左は塩尻市・右は伊那市の例 偶然どちらも長野県の自治体なのですが、まじめな県民性を反映して罰則について書いてみたくなるのかもしれません。なんでも長野県には家庭ゴミ袋に記名しなければならない自治体が多いようにも聞きます。 +++++++++++++++++++ 以前にもアップした画像の再掲載ですが、埼玉県熊谷市のカフェ入口付近で見かけた看板には、フンを持ち帰らなければならない根拠が「埼玉県動物の愛護及び管理に関する条例」であることが小さい字で書かれていました。熊谷保健所管内狂犬病予防協会名になっていますが、店主がこの表現では弱すぎると見たか、その横に手書き看板が併設されていました。下に置かれた木の枝はバリケードで、いわゆる犬矢来代用なのだと思われます…

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【1004】 「犬のフン…の看板」その後(5)

まったく違う市町村にも規格品?とも言える同タイプの看板がたくさんあることはわかってきました。 この「ふてぶてしい犬」は、左から長野県飯山市・長野県伊那市・愛知県丹羽郡扶桑町での生息例です。設置者名以外はまったく同じデザインのようですので、受注?いや、役所なので競争入札で落札した?看板製造販売業者さんは同じということでしょう。 +++++++++++++++++++ 下の画像で、今回の新発見は左側の愛知県北名古屋市のほうです。 右側の滋賀県高島市のほうは既出です。北名古屋市の看板を発見したときは、両者はまったく同じものだと思っていましたが、画像を比較対照してみて初めて犬の向きが違っていることに気付きました。(高島市と同じ向きの看板は、ほかにも長野県塩尻市のものを以前にアップしたことがあります。) この2つの看板では、書いてある文言が違うことにもすぐ気付きますが、よく見ると、犬は向きが違うだけでなく、北名古屋市のほうでは、右後足を上げてオシッコもしているではありませんか。そして尻尾の形が違いますから、この2匹は別の犬で兄弟なのかもしれないです。 +++++++++++++++++++ そして、下の画像は・・・左右どちらも見覚えがある犬です。 左の「ふてぶてしい犬」の看板は一番上の3枚の看板と同じで、右のは北名古屋市の「糞尿犬」と同じデザインです。両者とも設置者名が書かれていないのですが、設置場所はどちらも愛知県尾張旭市内の公園でした。尾張旭市は市名を入れない方針…

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【1003】 「犬のフン…の看板」その後(4)

下の2つの画像の犬は同じ子のようです。どちらも「名古屋市」と書かれています。 丸い看板のほうは見にくいですが、下端に「名古屋市」の文字があります。不思議なことは、丸い方の設置場所が春日井市内であったことでした。どのような経緯かわかりませんが、少なくとも名古屋市と春日井市の行政区画が近年変更されたことはありませんから謎です。上の画像に登場する2匹の犬たちは耳の色以外まったく同じに見えますが、なぜか丸い看板のほうの犬はスコップだけを持ち、四角い看板のほうではビニール袋だけを持っていますが、これらのアイテムは両方あってこそ役に立つのだから両方持たせるべきだろう…と思っていたところ、この記事をアップする直前に名古屋市内へ出かけたところ、両方持った子がいることを発見しました。これなら完璧です。 この犬は今のところ他地域での生息確認ができていません。名古屋市のオリジナルデザインなのかもしれません。もっともその市町村オリジナルデザインの看板は別に珍しいわけではありません。 ++++++++++++++++++++ 岐阜県多治見市では、オリジナル色が強く一般公募と思われる看板も目に留まりました。市名とともに「まち美化推進協議会」の名称も入っている看板が多いようでした。 多治見市では、このほか個人による手書き看板も見掛けました。こうした手作りの看板からは作成者の感情があらわに伝わってきます。 ++++++++++++++++++++ その多治見に隣接する土岐市には、真新しく「犬のフンは…

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【1002】 「犬のフン…の看板」その後(3)

私が犬のフン害防止看板を注意して見るようになったのは、5年ほど前に「鈴鹿支局特派員」様からコメント付きでメール送信していただいた3枚の看板画像からでありました。 該当記事は【529】犬のフン…の看板あれこれです。 その後に発見した看板について、 【841】「犬のフン…の看板」その後(1) 【843】「犬のフン…の看板」その後(2) でレポートしていますが、そこからさらに2年近く経過しましたので続編を書きます。 以前目撃した「恥ずかし犬」看板は、既出の愛知県春日井市・蒲郡市・刈谷市・福井県敦賀市に加え、その後愛知県岩倉市・北名古屋市・岐阜県瑞浪市で新たに生息が確認されました。 このデザインは、もっとも多く見ます。先日は町内会の公園清掃活動に参加したのですが、その公園でもこのデザインの看板がありました。 ++++++++++++++++++++ 自分で後始末ができて、ネコとも仲が良いらしいお利口さんの犬は、岐阜県地方にも広く生息しているようでした。下の画像左は岐阜県下呂市内で、右は同県恵那市内で撮影しました。 「益田郡萩原町」は、市町村合併で下呂市の一部になっています。市町村合併後も旧町名が訂正されずに生き残っていたってどうでもいいことですが、自分としては看板の内容そのものより、旧市町村名が残っていることの方が気になったりします。 ++++++++++++++++++++ 市町村合併後も旧自治体名称が訂正されずに生き残った看板は、ほかでも見かけました。 左…

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【1001】 「千」がつく日本酒ラベルコレクション / 1001回なのでD51 1001について

1000にまつわるコレクションの続編で、今回は商標に「千」の文字が入った日本酒ラベルを集合させてみました。 千瓢: 愛知県 水谷酒造(株) 千両: 兵庫県 灘誉酒造(株) 千福: 広島県 (株)三宅本店 +++++++++++++++++++++ 日本酒では「千代〇」というパターンがよく見られます。 千代龍: 愛知県 千代田酒造(株) 千代泉: 愛知県 磯貝醸造場 千代菊: 岐阜県 千代菊(株) 千代むすび:鳥取県 千代むすび酒造(株) +++++++++++++++++++++ 「千代」の後に「乃(の)」が入り「千代乃(の)〇」を名乗る日本酒もけっこうあります。 千代乃契: 愛知県 福井酒造(株) 千代の光: 新潟県 千代の光酒造(株) 千代乃花: 岐阜県 杉原酒造(株) 千代乃峯: 静岡県 富士正酒造(資) このほか「千代乃春」…下の画像の2枚のラベル、製造元の蔵元さんはまったく別です。左はよくご覧いただくと「櫻」の文字があることにお気付きでしょうか。これで商標権をクリアしたのでしょうか? 販路はまったく重ならないと思われます。 櫻千代乃春: 岐阜県 所酒造(資) 千代乃春: 広島県 千代乃春酒造(株) +++++++++++++++++++++ また同じようなネーミングですが、まったく別物です。 千代鶴: 広島県 太平洋酒造(株) 千歳鶴: 北海道 日本清酒(株) 「千歳鶴」は地名由来のネーミングだ…

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