以前にも、【830】撮り鉄12か月…1982年11月「天竜峡の渓谷を走る飯田線旧形国電」で、この区間の翌月のことを書いていますが、飯田線金野辺りはお気に入りでした。秋が少しずつ深まりゆくこの時期、山々の色付きの進み具合が気になり、様子見に出かけましたが、さすがにまだ早かったようです。
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1997年10月28日
この日から富山市・加賀市・福井市へ出張がありました。2泊3日の行程で2人1組での行動となったので、もう一人が「どうせ行くのならワイドビューひだの一番前の席に乗りたい」と言います。「どうせ行くなら」というのには、「お前と行くのなら」という意味と、「その座席を取ってこい」という意味が含まれているわけです。
早めに特急券だけ買っておいて、乗車券は前日に連続乗車券を買いました。この出張では全体的に時間に余裕がありました。(無理に作った?)富山城址公園9628
目的地に近いのをよいことに立ち寄ってみました。この出張、今なら同じ行程で日帰りは無理にしても1泊で行かされることでしょうし、それ以前に、現在の社会情勢なら不要不急な出張として、出張そのものがなくなっているでしょう。
この記事へのコメント
やくも3号
「どうせ行くなら」…「せっかく、『趣味は旅行』を公言するしなの7号様と同行するなら」ということですね。
往きは高山経由、帰りは米原廻り、は仕事先を考えますと必然の行路で、会社に『もっと安い経路で』とは言われなかったでしょう。
大阪の会社勤めのころ、東京に出張に行った際、往路はのぞみ号、復路は急行銀河を申請したところ、帰りの交通費が高いということで、京都で降りることでOKになったことがあります。上司には、「新幹線にすれば2時間半で帰れるのに、わざわざ時間をつぶして夜行で戻ってくるとは変なやつだな」、と言われました。
しなの7号
相方はクルマ旅がお好きな方でした。鉄分はなくとも「ワイドビュー」や、このころデビューしたばかりだった「500系新幹線」といった新しい車両には乗ってみたいというご希望があったようにお見受けしました。
このころは、お買い得になる連続乗車券を使いなさいとまでは会社は言いませんでしたし、逆に旅費担当者が、私のところへJRの運賃計算のやり方を聞きに来るくらいのレベルでした。ところが時は流れて、旅費申請は運賃計算サイトを利用したシステムに代わり、会社からは「今後は企画乗車券を利用せよ、往復乗車券を買っても企画乗車券の発売額分しか旅費を出しません」などという指示が出る世の中になりました。
また、現在は富山行「ひだ」の先頭車にはキロ85が使用されていますので、前面かぶりつきをするとなれば出張旅費ではとても料金が賄えません。