【1376】50年前のカメラと鉄道写真

今年は初めて自分のカメラを持ってから50周年にあたります。
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最初に所有したカメラは、このKONICA C35で、ここからカメラとの付き合いが始まりました。このカメラで初めて列車の撮影をしたときの画像がこちらです。
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肝心の列車は小さくなってしまいましたので、どちらの画像もトリミングしてあります。なにぶんにも初めての鉄道写真撮影であったことと、レンズシャッター式焦点距離38㎜のカメラですので、何が写っているか判るだけよしとしなければなりません。撮影場所は美乃坂本~恵那間。撮影は1971年4月ですが日付が特定できていません。両方とも既出画像で、電車は475系中津川発名古屋行。多治見~大曽根間無停車の快速運転で、この編成は名古屋到着後に急行玄海号博多行になりました。客車列車の方は名古屋を朝一番に出る長野行普通列車です。
今ではこの場所にはフェンスが設けられていますので、同じ場所からこのように撮影するのは難しそうではありますが、なにぶんにも田舎のことですから周辺の様子は、家が増えた程度で50年経ってもそれほど変わっていません。しかしこの先、リニア中央新幹線の工事が本格化すると背景は大きく変わるのだろうと思います。

このころの中央西線の看板列車は181系DCで運転されていた特急しなの号でした。下の画像は、そのKONICA C35で撮影した181系DC時代の特急しなの号です。2枚とも落合川~中津川間での撮影で、撮影時期はカメラを買ってから2年後(1973年)です。
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私の父は多少はカメラを嗜む人でしたので、私のKONICA C35も父が選びました。ハーフサイズではきれいに撮れないからいかんと言ってフルサイズのKONICA C35を選んだようです。ただし父は鉄道写真を撮る趣味はなかったので、いっしょに撮影に行くこともありませんでしたし、父が自ら撮影した鉄道関連の画像は【422】父の遺品 ~鉄分がある写真~の記事に書いたようにほとんどありませんでした。

その後、父は8㎜カメラと映写機を買いましたが、相変わらず鉄道に目を向けることはなく、その代わり私が高校生になったころには8㎜カメラを貸してくれましたから、父が撮り残したフィルムで中央西線とか飯田線の列車の動画を私が撮影したことが少しだけあります。
1973年に中央西線の中津川以北と篠ノ井線の電化が完成すると、381系電車がデビューして特急「しなの」の主役は交代となりましたが、1975年2月までは「しなの」のうち2往復だけがキハ181系のまま残っていました。そのキハ181系の381系電車化が近づいたとき、動画を撮影しておきたくて父の8㎜カメラを借りて線路端にでかけたことがありました。
下がその時のもので、2本合わせて30秒少々の動画です。食堂車はもう外されています。音声は入っていません。

父の8㎜カメラで撮影した中央西線の列車走行動画は、このほかに以前のブログ記事内に2本アップしていますので、よろしければご覧ください。

【951】中央西線を走った車両13→58系気動車急行赤倉号

【963】中央西線を走った車両19→159系電車臨時急行きそ51号

その8㎜カメラと、私のKONICA C35は、長く使うこともなく実家に放置したままでしたので実家をたたむ際にいっしょに廃棄しました。

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この記事へのコメント

  • やくも3号(仕事中)

    しなの7号様 新年おめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
    そういえばお父様、たい焼きの写真を撮っておられましたね。

    家にも祖父の使っていたマミヤやフジカのカメラがありますが、いまやどちらの会社もカメラを製造していません。また、コニカもミノルタと合併しましたが、映像分野からは撤退しました。そして今やペンタックスまでもがリコーのカメラ部門になるなど、業界地図は激しく入れ替わりました。
    スマホ付属のカメラが著しく高機能化することで、写真は手軽で身近なものになりましたが、その代わりにわざわざカメラを買うことはなくなりましたね。

    自分が初めてカメラを買った時はASAや絞りやシャッタースピードの関係を学び、ひいては被写界深度の違いまでをも知ることができました。車も同様で、MTでギヤの選択や回転数と速度の関係が体感できていたものが、現在はAT車ばかりになり、ほとんどのドライバーはそういったものは意識しなくなったと思います。
    2021年01月09日 20:04
  • しなの7号

    やくも3号様 新年早々ご多忙のようでお疲れ様です。
    本年もよろしくお願いいたします。
    写真は、撮影者の行動をも遺してくれるものですが、犬糞看板など残されても遺族は何と思うのでしょうね。。。

    カメラや自動車の移り変わりにも50年の重みを感じるものです。技術の進歩で誰でも特別な知識や技術が不要となっただけでなく、使う側の意識や社会常識も変わったことを実感します。
    鉄道にカメラを向けると奇異な目を向けられることがなくなった代わりに、撮影場所や撮影対象、さらには写し込まれる人やモノなどに対する権利関係に気を回す機会が増えました。自動車では50年前には日本での排ガス規制は施行前で、環境への配慮は製品に反映されていませんでした。自分が最初に買った自動車も規制前の中古車で、シートベルトは2点式で後席にはありませんでした。すべてがシンプルで、それがまた魅力でもありました。カメラ、自動車ともそれを趣味とされている方には、アナログ的な部分がなくなっていくと物足りないと思われる方は多いのでしょうね。
    2021年01月10日 20:45