【871】 「津山まなびの鉄道館」での再会:DE50 1

4月に入って、残してあった青春18きっぷの1日分を使って、津山にある「津山まなびの鉄道館」に行ってきました。 ご承知のように、そこには国鉄時代に1両だけ試作され量産に至らなかったDE50の1号機が保存されています。私の中学生時代に中央西線で貨物列車を牽いていたそのDE50 1に再会することが今回の一番の目的でした。 「津山まなびの鉄道館」で保存されている車両は、すべて扇形庫に格納され、庫内への立ち入りは禁止されていますので、平時には車両の全景を拝むことはできません。主に土休日に、庫内の車両を転車台に1日1両だけを引き出して展示することがあって、4月7・8日には保存車両の目玉ともいえるDE50 1が転車台上で展示される日なのでした。 名古屋起点ですと津山はずいぶん遠いですが、時刻表を繰れば土休日に東海道本線の名古屋朝一番の始発下り列車に乗れば、大垣(接続3分)・米原(6分)・姫路(12分)・播磨新宮(5分)・佐用(8分)と乗り継いで12時過ぎに津山に着けることがわかりました。 津山では4月前半が「さくらまつり」の期間中にあたりますが、今年の桜は早すぎて見ごろはすっかり過ぎていましたし、そういうところに一人で行ってもしかたがないので、津山滞在時間は1時間少々あればよいとして、帰路は経路を変えて、岡山(接続18分)・播州赤穂(1分)・野洲(1分)・米原(13分)と乗り換えれば20時台には名古屋に戻って来られます。これなら多少列車が遅れて接続列車に乗れなくなっても、終列車までは余裕があ…

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【801】 一寸の旅にも五分の鉄分(越前・奥美濃編)

巷の連休の混雑が終わってから、自動車で家内と越前海岸に行ってきました。 行程は、愛知県を起点として関ケ原~敦賀~越前海岸、1泊した翌日は鯖江~越前大野~郡上八幡経由で戻る450㎞ほどの道程でした。往路の関ケ原まで時間短縮を目的として名神高速を利用した以外、地道を使って、途中にある道の駅に立ち寄ってくるコースとしました。最近は出かけても鉄道関係の目的地は作らないですが、いざ出かけると鉄道にまつわる施設や、つい目にする鉄道線路や列車に目が行ってしまい、ついブレーキを踏んで路肩に停車してみたり、Uターンして戻ったりして、そこでわずか数分ですが鉄分を吸収します。 「一寸の虫にも五分の魂」 という言葉がありますが 「一寸(チョット)の旅にも五分(5minute)の鉄分」 があるものです。 最初に立ち寄った敦賀市内では、敦賀港駅前の駐車場に車を停めました。 すぐ手前の踏切には線路はそのまま敷かれていますが、警報機はなく線路と踏切道の間には柵があって、車両がこの駅に入ってこないことが明らかです。ここは2009年に貨物列車の運行が廃止されているのです。2006年までは、臨時で旅客列車が入ることもあったのですが、毎日運行されない線区は私の乗車対象線区に含めていませんでしたので、これまで一度もこの駅に来たことがありませんでした。 1902年に敦賀~ウラジオストク間の定期航路が開設され、1912年からは新橋~金ヶ崎(1919年に敦賀港と改称)間には1・2等寝台車を連結した欧亜国際連絡列車が運…

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【789】 鉄分補給2017.4.23:名古屋車両区

昨日4月23日、JR東海の名古屋車両区へ行ってきました。 JR東海のウォーキングイベントである「さわやかウォーキング」で、この日は名古屋駅スタートの「みんな集まれ 列車とバスの夢の共演ウォーキング!!」というコースが設定され、そのコース中に名古屋車両区が取り入れられたのでした。 歩くことはたいへん好きな私ですが、人ごみは大嫌いなので、ふだんはこういうところには出没しないのですが、名古屋車両区に入れる機会など、こういう時でなければありませんから、【219】鉄分補給2011.11.13:美濃太田車両区で書いた「美濃太田駅開業90周年記念 みのかも文化の森と美濃太田車両区見学」以来5年半ぶりの「さわやかウォーキング」でした。 コースマップによれば、コース距離は約5.2㎞、所要時間約1時間30分とありましたから、そのつもりで午前中だけ時間が空いていたので出かけたところ、かなりの人出で、車両区前の近鉄の踏切待ちのために公道上で長蛇の列に巻き込まれてしまいました。 それをクリアすると、検修庫に展示された車両群が出迎えてくれました。 現在の主役たちが並ぶ姿は壮観です。この検修庫は、かつては蒸機が出入りしたものです。現地には名古屋車両区の沿革が掲示されており、この場所に移転した昭和10年に竣工した建物であるとのことです。屋根には蒸機時代の煙突があった跡が残っているそうですが、庫内は公開されていませんでした。 この名古屋車両区では、現役の転車台があります。この日はキハ85を転車台に載せて回転…

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【785】 今年の桜

今年も桜が咲きました。鉄道写真を撮る目的で出かけることは少なくなったこの頃ですが、桜の花に誘われてコンデジをポケットに入れて出かけました。 同じような大きさの桜の木が川に沿って何本も植えられています。一部の木には「昭和61年(提供者の名前)、〇〇記念植樹」などと書かれたアクリル板が枝に掛けられていましたので、昭和61年にいっせいに植樹されたのではないかと思います。そうだとすればその翌年に国鉄が分割民営化されたわけです。桜の木はそれから30回、こうして花を咲かせてきたわけです。 春は何かにつけて人生の節目になるころなので、年越しのように、桜が咲いたことによって、また1年がたったなあと思う季節です。 中央西線の列車が少しずつ変わっていったのをこの桜の木は見てきたはずです。 ここを通っていく多くの列車のなかで、唯一国鉄時代に生まれた車両がEF64の1000番代です。ただし、ここを通るようになったのは、わずか8年ほど前からのことです。 いまでは、この桜が植えられたころを知る列車がここを通ることはありません。 来年以降も、この桜の木の傍らを新しい車両が通過していき、そして年老いた車両が姿を現さなくなるのでしょう。いつも思うことですが、未来に咲く花はその時の花であって、同じように見えても今年こうしてみている花は、今年の花以外の何物でもなく、二度と逢えぬ花です。 熊本地震からまもなく1年。思うのは、この1年にあったこと。昨年の桜を見てから今年の桜まで短かく感じるようにな…

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【440】 保存鉄道車両訪問10: C12 244

先週お伝えしたように、最近になってそれまでの保存場所から明知鉄道の明智駅構内に移送された機関車C12 244について、お話したいと思います。 ****************************  C12 244は、この12月初めまでは恵那市内にある明智小学校に静態保存されていました。1973年(昭和48年)の廃車時には中津川機関区に所属していた機関車です。 保存展示されたことを報道する中日新聞地方版の新聞記事です。それから40年も経ってから、明知鉄道の本線と接続している線路上に移動させられるとは、この機関車自身思ってもいなかったことでしょう。 <<履歴>> 昭和15年 7月30日  日立製作所で誕生 昭和15年 8月 8日  白山機関区  昭和29年 9月14日  新潟機関区 昭和37年 3月28日  直江津機関区 昭和44年 9月26日  中津川機関区 昭和45年 4月20日  稲沢第一機関区 昭和45年10月29日  西舞鶴機関区 昭和47年 4月13日  厚狭機関区 昭和48年 3月23日  中津川機関区 昭和48年11月30日  廃車 (旧保存場所の掲示より転記) 最初の写真は、保存されて間もないころの様子ですが、下の写真は、その23年後の1996年の様子です。これだけの年月が経つと、多くの保存機関車は再塗装で塗り固められて別の機関車のように「厚化粧」されていたり、部品の盗難や破損等で痛々しい姿をさらしていたり…

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【327】 中山道トレイン;ちょっとだけ鉄分補給&アルコール分補給 2012.11.10

先日来、ウェブリブログのサーバー不具合の影響で、記事のアップができませんでした そのお休みした分の埋め合わせという意味でもないのですが、臨時の記事アップです 昨日、名古屋地方はよい天気になりました 巷では紅葉狩りで賑わったのではないでしょうか 私はいつも土曜日に実家へ行くことが多いのですが、先週は平日に仕事を休んで実家に行ってきたので、昨日の土曜日は予定がなく、信州方面に出かければ車窓からの紅葉が楽しめるかな?などと考えていました。ところがそういうときは、やらねばならぬことが湧きでてくるもので、我家の浴室の混合水栓からの漏水がひどくなりました。水栓を止めても水は完全には止まらないのでシャワーの使用も困難な状況になってしまったのでした そんなわけで、ホームセンターに出向き、あたらしく混合水栓を買って自分で取り換えることにしました これだけで1日が終わるのは悔しいので、朝からいろいろやりました。 はじめに、臨時で走っている117系「中山道トレイン」の写真を撮ることから1日がスタートしました 国鉄型車両を見ることがめっきり減った地元中…

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【280】 病院鉄

写真は先日5月11日に撮った中央西線の特急しなの号です。 一ヵ月ほど前の拙ブログ記事「【268】 トトロの森の今」で記しましたように、私の母は病気+骨折で日常生活に支障が出ました。その後、連休明けに入院して手術を受けました。幸い手術も成功しましたが、本人はまだ入院中なので、病院には様子を見に通ったり、私はここしばらく鉄分の補給が難しくなっています。 それでも、鉄分をくださる神様はいらっしゃるものです。 入院当日の午前中、指定された病室は最上階の4人部屋でした。母のベッドは廊下側で、JRの指定席で言えば通路側「B席」に相当します。窓側では別の患者さんどうしが話をしており、荷物もまとめてどうやらその日が退院日のようでした。 その日、私はいったん病院を後にして、用事を済ませて夕方再び病室に行くと、4人部屋に母が一人だけになっており、残りの3人は退院した後でした。母が入院した病院は、山の上にありましたので、だれもいない窓側の空きベッドのところまで行くと、西日を浴びた中津川の市街地を一望に見渡せる、素晴らしい景色が広がっているのでした。 下が、その病室からの展望です。中津川の市街地が広がり、右端の山はこの地域のシンボル的存在の「恵那山」です。 左側の木々の緑がある付近に赤丸をつけました。 そのあたりを、愛用のコンデジの10.7倍ズームで病室から撮影し、さらにトリミングしたのが、じつは冒頭のしなの号の写真です。入院日は、空気が澄んでお天気の良いコンディションで、指定された病室が数…

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【160】 381系こうのとり号で「大手食堂」へ 鉄分補給+α 2011.5.7

先日、車で伊那へ行ったばかりなのに、家内ともども、また出かけた。 5月5日のあと、金曜日に仕事に出れば、また土日で休みなので、7日の土曜日の朝、名古屋から下りののぞみに乗って新大阪へ向かった。 目的は381系国鉄色の特急「こうのとり」に乗ることと、丹波篠山の「大手食堂」へ行くこと。 特急「こうのとり」はこの3月のダイヤ改正で福知山線の特急「北近畿」に代わる特急列車として登場し、使用車両が国鉄型の183系と381系のほか新鋭287系車両によって運転されている。ただし381系については登板直後なのに287系車両への置換えまでの「つなぎ役」であって、早くも今月いっぱいでその任を解かれるという。その後381系は他の列車に転用されることになるが、現在、最後の国鉄特急色381系使用定期特急列車として、極めて短期間だけ運用されている。 すでにJR東海の特急「しなの」で使用されていた381系は3年前に最後の1編成が引退しているので、この国鉄特急色の381系は非常に珍しいものとなっている。 新大阪駅ホームに回送で入ってくる特急「こうのとり5号」 国鉄特急色が色あせてはいるが、貫禄が感じられる。 発車すると、古い車両だけに今時当たり前の自動放送の設備もないので、車掌の肉声放送がある。大阪駅を出たときに、鉄道唱歌のチャイムとともに、これから先の停車駅への到着時刻などの案内放送がある。大阪駅の前後には東海道本線上下線とも長い鉄橋があって、鉄橋を渡るときの騒音で車内放送が聞き取りにくいものだが…

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【159】 伊那谷 ちょっとだけ鉄分&アルコール分補給 2011.5.4

連休は何処へ行っても混雑しますので、私は遠いところや、また遠くでなくても人込みに巻き込まれるようなところには行かないようにしています。また、出かける場合でも最終日には出歩かないのが普通です。 今年の連休はといいますと、5月4日に家内とともに、ちょっとドライブに行ってきました。 行先は、帰りに岐阜県の実家に寄ることも考慮し、この時期いっせいにいろんな花が開花し、残雪の山々も見える信州伊那谷です。 混雑の避け方は、家を早めに出ることと、観光地に寄り付かないこと、帰路の時間をずらすということで対処します。 中央自動車道松川インターを降りて、まずは少し鉄分補給です。 有名撮影地「田切のカーブ」に行ってみました。この時期は水田に水が張られて中央アルプス連峰が、その影を落とします。 カメラはコンデジですが、そういうことはどうでもよくてその雰囲気を味わえれば、それでいいのです。 連休なので何人かの同業者の方がお出でかと思えば、そうでもなくて秋田から来られたという方が1人おられただけでした。 私は旧型国電が行き交う頃には何度かここを訪れてきましたが、旧型国電が姿を消してからは来ていません。その後は、電車の乗客として、あるいは近くの国道を自動車で通り過ぎたことは何度もあるのですが、こうして電車を待って…

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【130】鉄分補給2011.1.25:中央西線に入線した381系電車

例年、冬場には中央西線に関西地区から信州への団体臨時列車が運転されます。かつては167系で運用されることが多かったのですが、その廃車で近年は381系が運用されることが多くなりました。 自分が乗務していた「しなの号」は長野運転所から後に神領電車区に転属しJR東海へ引き継がれた381系であって、私の最初のブログ記事で少し書いたように2008年5月6日の運転を最後に姿を消しています。以後はJR西日本所属の381系しか残っていないのですが、同じ381系で、しかも国鉄色となれば愛着はひとしおです。 国鉄時代にも当時の天王寺鉄道管理局所属の381系が中央西線に試運転で入線したことがありましたが、その写真は過去のブログ記事「【7】臨時列車」で紹介しています。よろしければご覧ください。 1月25日の火曜日、会社の近くの書店で立ち読みした某鉄道情報誌によればこの日、中央西線を走る381系の運用は、昼休みに春日井貨物をいつも見る場所で写真を撮るのには、おあつらえ向きのダイヤでした。上り春日井貨物670列車の数分後に塩尻に向けて下っていくというもので、その折り返しの回送列車も、夜の18時台に名古屋付近を通っていくので、これも仕事が終わってから見ることが可能です。 早々と昼食を済ませて、いつものポイントへ行きましたが、誰もいませんでした。最近は沿線に金網が張られた場所が多く撮影可能場所が少なくなってきているためか、春日井貨物に人気の機関車が充当される日には、この場所にも先着の同業者が居られることが…

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【129】 最近の鉄分補給状況2011年1月

昨年暮れに、いつもの春日井貨物に新鶴見のEF65PFに代わってEF210桃太郎の登板があったらしいのですが、今年に入っていきなり1月4日、5日と連続して桃太郎。さらに12日も桃太郎でした。仕事の関係もあって毎日観察しているわけではないのですが、いずれこうなってしまうのでしょうか。ワムハチとの組み合わせは、それなりに似合っている気もします。桃太郎もカッコいいですが、やはり思い入れのありなしという全くの個人的な思いから、65PFに来てほしいと思うのです。 だいたいワムハチ編成はいつまで続けられるのでしょうか。そんなに長くは続かない気がします。 先週1月17日、愛知県地方は雪の朝でした。 通勤に使う中央西線も中津川駅構内のポイント凍結などで、終日ダイヤが乱れていました。 それでも列車は走っていたので、通勤の途中に、雪景色を1枚。 そして実家へ帰ると、ちょっと気になるEF64貨物列車を撮ったりもします。 田舎は沿線に金網が張ってある場所も少ないのでうれしいですね。 まずは0番台 そして1000番台。 0番台も1000番台もいい機関車です。 重連で長い貨車を牽いてくる姿には、ついカメラを向けたくなってしまいます。でもこの時期寒いので、引きこもりがちではありますが、少しずつでも鉄分は補給しないと精神衛生上もよくありませんからね♪

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【105】 鉄分補給2010.11.27:中央西線へ入線したDD51

先週11月22日、いつものお昼休みのウォーキングの途中、春日井駅近くにある愛知電機の専用線に大物車シキ800とヨ8000のコンビが停まっているのを発見しました。またトランスの輸送があるようです。 (今年6月にも春日井から大物車の発送がありました。拙ブログでその様子を記しました。よろしければご覧ください。) 鉄分補給2010.6.17 大物車シキ800 鉄分補給2010.6.19 大物車シキ800その後 その後様子をうかがっておりましたら、2日後の24日朝にはシキは積荷の積載のために車体を分割されていました。 25日には積み込み作業を行っていました。 26日にはすでに積み込み作業を終えていたものの動きがなく、11月27日には発送されそうな雰囲気でした。 春日井駅からのトランス輸送は私の知る限り今年に入って3回目となります。前回と前々回は、いずれも、その輸送用機関車はワムハチを連ねてくる下り春日井貨物673列車で春日井まで回送されてきました。おそらく今回も同じと思われます。27日は実家へ行く日ではありますが、その前にちょっと寄り道です。 大曽根~新守山間の矢田川鉄橋が見える河川敷で列車を待ちますと、現れたのは最初の写真のように、EF65PF+DD51のコンビでした。 この列車の後のほうにはワムハチが連なっているのですが、コンテナが前位に連結されていますので見えません。 前述のように今年3回目の回送ですが、1回目はダイヤ改正前で本務機の運用が現在と異な…

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【101】 鉄分補給2010.11.20ちょっと寄り道 明知鉄道1往復

私が田舎の実家に毎週通うようになって4ヵ月以上が過ぎました。その事情は先月のブログ記事トトロの森のとおりですが、父親も、軽い後遺症はあるものの、今のところ脳梗塞の再発もなく、無事に過ごしています。 たいてい土曜日に実家へ行くことにしているので、昨日も中央西線の快速に乗って出かけました。 秋晴れを絵に描いたような大変よい天気でしたので、その前に恵那駅で下車し、ちょっと寄り道をして、明知鉄道に乗って終点の明智駅まで1往復してまいりました。 明知鉄道の切符はこれです。 私の実家は明知鉄道沿線ではありませんが、比較的近くなので自動車ではその沿線はよく通りますし、国鉄明知線時代に遡れば、蒸気機関車の撮影をするため、高校時代には実家から自転車で出かけたりしていたものですから、その沿線風景はめずらしいものとは映らないのです。 ところが第三セクター移行後の明知鉄道にに乗ったことは何回あるかと問われると、平成4年に一部区間(岩村~明智)に1往復乗った経験しかありません。国鉄明知線時代でも、近くに住んでいたにもかかわらず乗車したことは非常に少なくて、沿線への移動手段は自動車でした。おそらく沿線住民も大同小異で、ほとんどの人が、通学に使ったくらいのものでしょう。しかしながら自動車の運転ができない人々にとっては今でも重要な足となっているわけです。 中央西線の恵那駅に降り立つと、すでに2両編成の明知鉄道の列車が停まっていました。いつもは1両なのにどうしたことかと思いながら、JR恵那駅…

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【96】 鉄分補給2010.11.3 そよ風トレイン117(後篇)

<<前回からの続きです>> 中部天竜での折り返し時間は次駅の佐久間駅まで歩いて往復し、つり橋へ寄り道をして過ごして、中部天竜駅に戻ってきました。 快速「そよかぜトレイン117」の発車時刻まで15分くらいになっているのに、駅には乗客らしい人は少なく、活気がありません。改札を出てホームに行くとすぐに、さきほど側線に留置されていた「そよかぜトレイン117」の転線入換作業が始まりました。辰野方へ引上げていき、しばらくして上りホームに据え付けられたのが発車の9分ほど前でした。 この時点での乗客は私を含めて4人だけでした。 最後部のホームで手持ち無沙汰な様子の車掌氏に、「今日は何枚売れてます?」と聞いてみたら、 「中部天竜発時点で売れてるのは12席ですねえ。」 「へぇ~~、いつもこんなんですか?」 「この前なんか中部天竜から無人でしたよ」 「私3号車ですが、適当に席を移動しますけどお願いします。」 「どこでも空いてるところへどうぞ。もしかしたら東栄・湯谷温泉・本長篠でツアーのお客さんが乗ってくるかもしれませんけど。」 と、こんな感じでしたので、のんびりできました。 指定券を買う時に、駅の窓口に置いてある時刻表で「そよかぜトレイン117」の時刻を調べようとしたのですが、JR時刻表の飯田線本文には掲載がなく、時刻は巻頭にあるJR東海のお知らせページに掲載されているだけでした。 あまり宣伝に力が入っていないように思います。 それでは車両を見てみましょう。 これ…

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【95】 鉄分補給2010.11.3 そよ風トレイン117(前篇)

JR東海の117系の活躍も残りわずかと思われます。10月には2編成が浜松工場送りとなり、ほかの複数の編成も運用から外されているのです。自分が乗務した車両ですので、廃車されてしまう前に、ぜひ乗りに行きたいと思いました。 私は混雑するところは嫌いなので、できるだけ混んでない状態で乗りたい。今のうちなら空いているはずです。 そう考えて早速乗りに行くことにしたのですが、すでに東海道本線での日中の運用は大垣・米原間の普通列車が中心で名古屋を通るのは朝晩だけになっているようでした。 そこで思いついたのが、飯田線の豊橋・中部天竜間に11月までの土休日1往復運転される全車指定席の快速「そよかぜトレイン117」という列車。 すでに佐久間レールパークが閉園して1年が過ぎているなか、このような列車は何のために運転されているのかよくわからないのですが、4両編成中の1両はトロッコ車両とは呼べないまでも、「ウインディスペース」と呼ばれフリースペースとして開放されています。そのほかの車両は指定席とされて、座席は4人ボックス席に改装され大型テーブルが備わっているという列車です。 前日の仕事の帰りに、その上り列車(中部天竜→豊橋)の指定席券を購入しました。そのとき駅員に「いくつ空いてますか?」と聞いてみました。 普通の客は自分の席さえ確保できれば、あとどれだけ空いていようか関係のないことでありましょうが、「117系に乗る」そのこと自体が目的ですし、こんな列車にどのくらいの人が乗車するのか大変興味があったので…

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【81】 鉄分補給2010.10.10:長野行いいわけ列車しなの3号

3連休の中日10月10日、長野へ行ってきました。 そもそも私は基本的に連休や盆正月といった人が集中する時には極力出かけないことにしていますので、当初は連休中の天気が悪そうだったし、どこにも出かけるつもりはなかったのです。 私は毎年欠かさず善光寺参りに行くことに決めているのですが、今年はまだ行っていません。そろそろ行かないと今年中に行けなくなってしまうと思うのが例年この時期で、近年は11月ごろ行くことが多くなっています。 そのまま年末になってしまい12月24日になって出かけた年もありました。信州に用事がないとそういうことになりがちで、ちなみに昨年は御開帳の年であったので、その期間中の4月に行けました。 家で、そろそろ行ってこないと!と言っていたら、家内が連休中に「おやき」を食べに行ってもいいねと言いだしました。出かける必要もないのに、まことにどうでもよい「出かけるためのいいわけ」みたいな動機で善光寺参りに行くことになりました。 かくいう私にも「いいわけ」はあるのです。しなの鉄道で先月から169系を国鉄湘南色に塗り戻して運転しているというので、どんな具合か見てみたい。 とにかく2人ともこじつけの動機ができ、出かけることになったので、連休中の169系の運用をしなの鉄道のHPで見ると、連休中9~10日には日中に篠ノ井線姨捨までの運用があって、朝、家を出れば篠ノ井駅でその姿が見られるはずです。 一日中雨だった9日、翌日は天気も回復傾向らしいとの予報だったので早朝、駅の窓…

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【72】 鉄分補給2010.9.23 EF66 27@中央西線

私は長年、中央西線沿線に住んでいます。そういう者から見ると、ここを走る電気機関車と言えばEF64なのです。それも0番台。 EF65やEF66は東海道筋の機関車であって中央西線とは縁のないものと思っていたのですが、民営化になってからは、臨客を引いてJR東海のEF65が中津川まで入線したり、ついに定期貨物列車で多治見や春日井までEF65やEF66が入るようになりました。 現在のダイヤでは、多治見まで1往復設定されている貨物列車が吹田機関区のEF66の担当です。 時にはEF64やEF210の代走もあるようですが、地元でEF66を見るということの違和感がいまだに抜けません。 私は国鉄贔屓?なので、EF66でもJR後に製造された100番台とかEF210だと、時代が変わったなあと思うだけですが、国鉄型のEF66だと思い入れが深いからか、さらに別の感情が入ってきます。鋭角の直線でデザインされ、往年のコキやレサ10000系を引いて東海道山陽本線のフレートライナー牽引機として君臨した名機を地元中央西線で会えるとなれば、ぜひ見て写真に撮りたいと思うのです。 その貨物列車は朝の9時台に通過していきますが、もはや66も100番台のほうに会う確率のほうが多いのが現状です。 国鉄色で知られるEF66 27号機が来るといいなと思いつつ、なかなか出かけずにいたのですが、ネットでの情報でどうやら27号機は22日夜には稲沢に来ているようでした。運用順は全く当てにならないので、中央西線に翌23日に入ってくる可能…

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【51】 鉄分補給2010.8.11 広島更新色EF64 1046

先週、ネットで広島更新色のEF64 1046号機が、東海地区で運用を開始したとのニュースがありました。 笠寺とか春日井への小運転の貨物列車運用に就いているようで、本来新鶴見区のEF65の運用である春日井への運用には先週以降この1046号機が複数回入っているようです。この春日井駅をお昼過ぎに出て行く670列車は、私の昼休みのお楽しみ列車です. もうお盆休みで運休かなと思いながら8月11日、春日井駅まで行ってみることにしました。 すると、遠くから列車が停まっているのがわかりました。64かな?65かな?  近付くと、 中央西線では初めてお目にかかる広島更新色の64 1000番台です。 この広島更新色ですが、車体側面下部に白のラインが入って、かつてのお召機EF64 77号機の更新前の塗装を彷彿させます。私は77号機に国鉄在職中乗務列車を牽引してもらったことはありませんでしたが、八王子から稲沢へ転属してきて、地元で見られるようになってうれしかったものです。 連なるブルーのワムハチともベストマッチングではないですか! でも、のんびり見とれている暇はないのです。発車時刻が迫っています。 駅から少し離れ、小さい踏切で走行シーンを捕えます。 コンデジ使いの素人写真ですが、足の遅い貨物列車。なんとか写真にはなりました^^; さて、すぐ職場に戻らなくてはなりません。でも、この670列車、この3月のダイヤ改正前はもっと遅い時刻に春日井を発車していました。ダイヤ改正以後、…

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【24】 鉄分補給2010.6.19 大物車シキ800その後

 前回記しましたように、17日にシキ800のトランス積込作業の様子を目撃しまして、その後が気になり、18日朝出勤時に様子を見にいくと、すでにトランスが積みこまれているのを確認しました。  昨日19日は土曜日で仕事は休みでしたので、春日井駅へ行き偵察してきました。  まず午前中の春日井行き貨物列車673列車が愛知機関区EF64と新鶴見機関区EF65の異形式による重連でした。通常は新鶴見機関区EF65だけが牽引してくるのですが、このEF64がシキ牽引のために春日井へ送り込まれたようです。  春日井駅で転線入換作業中の673列車。こうしてみるとEF64とEF65はよく似ています。国鉄時代は塗色で遠くからでも判別できたものですが。  このあとEF65は折り返し670列車として王子製紙から発送のワムやコキを牽いて12時30分過ぎには発車してゆきましたが、EF64のほうは春日井駅構内でパンタグラフを下ろしたまま取り残され動く気配がありませんでした。  13時30分ごろには、トランスを積載して待機していたシキ800が専用線から王子製紙工場の入換動車に牽かれて春日井駅構内へ入ってきました。 入換動車はすぐ切り離されて工場へ戻ってゆき、切り離されたシキとヨはホームからよく見える位置に取り残されました。  間近にみると、不思議な車両で、飾り気のない貨車ならではの機能美???を感じます。安全運行を願ってのことでしょうか。積荷に神様が祀ってありました。関係者の方々の願いが伝わ…

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【23】 鉄分補給2010.6.17 大物車シキ800 

いつも通勤にはコンデジを持つ習慣ができてしまいました。 昨日は仕事の休憩時間にこんなものが見れました。 最近はめったに見ない車掌車「ヨ」と大物車「シキ」です。 トランスの輸送のため、これから積載作業を始めるようです。 「シキ」は前後に2分割され、その間に積載物を挟み込むようにして輸送します。 私が見たときには、すでに2分割された状態でした。 上の写真は、左奥に分割されたシキとトランスをここまで運んできたと思われるトレーラのキャビン部分。中央はトランスを吊り上げるクレーン車と積み荷のトランスです。手前は中央本線の線路で、高い金網フェンスがあるのでうまく写せません(-_-;) 分割されたシキ800.こんな姿は始めてみました 積込作業をして、2~3日後にはどこかへ輸送されると思われます。

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【14】 鉄分補給名松線&アルコール分補給2010.5.29

 乗務員をやっていると、盆正月でも仕事は普通にありますし、休みも取りにくいものです。その習性かどうか定かではありませんが、普通の仕事をしている今でも、我が家には正月に初詣に行く習慣がありません。そもそも混雑の中に身を置くことを好みませんから、少し空いたころに、思いつきで「初詣」に出かけるのです。行先は決まっていないのが普通です。今年も初詣に出かけないまま5カ月が過ぎようとしていますので、家内と伊勢神宮へ初詣?に出かけてきました。  伊勢まで行くのであれば、その途中に私としては寄り道したいところがあります。    家の晩酌用の酒がなくなってきたので、日本酒の買い出しに行く必要があるのです。通常1日1合未満しか飲めない(体が受け付けない)アルコール不耐症ではあるものの、ないとさみしいので出かけた先で地酒を買ってくるのですが、最近遠出をしていないので補給が必要です。  そんなわけで、買っておきたい酒があるのです。名松線の終点伊勢奥津の駅近くに酒蔵があるのを一昨年乗りに行ったとき確認をしてあったものの、昨年の豪雨で名松線の家城~伊勢奥津間が長期不通となってしまいました。その後JRはこの不通区間廃止の意向を地元に伝えてきたのでした。代行バスは運転されていますが、本数も少なくて行けるときに行っておかないと、行けずじまいになりそうなのです。  そんなわけで家内と二人、松阪で途中下車し名松線家城行の乗客になりました。松阪か…

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【8】 鉄分補給 RAILWAYS 2010.5.18

 5月18日 名古屋へJR東日本の「いろどり(彩)」が先週に続き顔を見せました。  私はコンデジ使いなので、ろくな写真が撮れないことはわかっているのですが、構わず出勤途中に寄り道をして、撮ってきました。  朝から鉄しての出勤もいいものです  でもこの色彩感覚・デザイン感覚 私にはどうも  485系の車体形状そのものに、かつての特急時代の面影が残っているから、なおさら私にはなじめない。私は昭和の国鉄人間?なのでしょうかね。  それにしても、ふだんお目にかかれないお客さんの来訪はちょっとうれしいですね。 そして仕事の後はこれです! 今月29日ロードショーのRAILWAYSの試写会に行ってきました。 49歳で電車の運転士になった男の物語です。 感想などは後日ということで。 昨日は充実の一日でした

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