【991】 スチール棚の企画展16: 気動車

この画像の上半分が企画展全景です。 所有する鉄道模型車両はこの数年でかなり減らしましたが、気動車は国鉄形国鉄色を中心に、かなり生き残りました。それだけ国鉄形気動車は特急用を除けば編成を組むのに制限が少なく、かつバラエティに富んでいて趣味的に面白い対象だということです。系列の違う形式の混結こそが気動車お面白さだと私は思ってはいますが、今回は所有する車種の許す範囲で、できるだけ整った編成に組んでみました。また、気動車はもともと短編成で運転できる形式が多いので、棚部分を左・中央・右と3つに分けて展示しました。 左側にはレールバスと短編成用の気動車を配置しましたいすみ鉄道 いすみ200’・わたらせ渓谷鐵道 わ89-100 真岡鐵道 モオカ63・名古屋鉄道 キハ20 長良川鉄道 ナガラ1・伊勢鉄道 イセ1 甘木鉄道 AR100・天竜浜名湖鉄道 TH1 樽見鉄道ハイモ180・ハイモ230-300・明知鉄道 アケチ1 有田鉄道ハイモ180・南部縦貫鉄道キハ10・国鉄キハ02・国鉄キハ01 国鉄キハ04・国鉄キハ07+キハ07 北陸鉄道キハ5201・JR東海キハ11+キハ11 JR東海キハ48-1500+キハ48-500 上の方はレールバスです。主に国鉄特定地方交通線転換第三セクター鉄道各社で見られましたが、今では、そのほとんどが次の世代の新型車種に主役の座を譲り渡しています。 その下はさらに前世代の顔ぶれが・・・ここまで時代を遡ると、国鉄の2軸レールバスのように現役時代を私が…

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【940】 スチール棚の企画展15: 「中央西線の機関車牽引列車」

先週に引き続いて、私の部屋に造ったスチール棚の模型展示スペースの企画展をアップします。 いちおう今回は「中央西線の機関車牽引列車」ということになっていますが、いつものように在庫車両に偏りがありますので、、、、、今回もまたまた、むりやり感のある面々で繕っています。これが現況で、この状態で年越しすることになっています。 展示車両は、相変わらずで、これまで別の企画展で展示したものがほとんどですので、展示車両の説明コメントは最小限にして、その代わりに、これまでに書いた関連記事へのリンクを貼っておきます。 ******************* 今回も前回同様に、左方を先頭として展示しています。そして上のほうに20系客車があるのも前回と同じです。 上から順に、 ◆EF64 77が牽く20系団臨  【485】模型…その実車の現役時代(3):EF64 77    ◆EF64 0番台前期形が牽く12系+20系の「ちくま」   【681】JRダイヤ改正で思いだすこと③~急行ちくま     ◆DD51が牽く旧客編成の「きそ」   【899】小学生時代に見た旧形客車の記憶4     ここまでは前回の「夜行列車」展示車両の続投で、一部車両を入れ替えただけです。 ◆EF64 66が牽くユーロピア+ユーロライナーによる「シュプールユーロ赤倉・志賀」   【304】乗務した車両:ユーロライナー(4) そのJR移管後    ◆D51標準形が牽く旧客編成825列車   【8…

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【938】 スチール棚の企画展14:「夜行列車」

以前、【904】スチール棚の鉄道模型その後:2018年8月のなかで、「客車列車」の企画展をやっていますので、タイトル上の「スチール棚の企画展13」を欠番として、今回は「14」とさせていただいております。 ******************* そのうちに死語になっていきそうな夜行列車。いつものように在庫車両に偏りがありますので、、、、、今回も「むりやり感」のある面々で繕いながら夜行列車のイメージで、今回は左方を先頭として展示してみました。 以下、ひな壇の上から順に。。。 ******************* 最初に20系だけで組成された4編成を。 20系客車とその牽引機は全部K社製品です。 ◆EF65P+カニ21+ナロネ21+ナハネ20+ナシ20+ナハネフ23+ナハネ20+ナハネフ22 「EF65特急色」と「20系特急形寝台客車7両基本セット」の組み合わせです。20系客車の主要形式が網羅されたセットで、現行製品にモデルチェンジされた直後に購入しました。  ◆EF65 PF+カニ21+ナハネ20×6+ナハネフ22 「EF65 1000」と、「さよなら20系客車号」(平成9年にEF58 150の牽引で運転された)を製品化した「さよなら20系客車7両セット」の組み合わせで、20系が白帯2本になって国鉄末期以降に臨時列車や団体列車として使用されていたころがイメージされています。このセットでは、白帯以外にも車両によって側窓やドア窓のHゴムの色が黒ゴム化された末期…

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【904】 スチール棚の鉄道模型その後:2018年8月

スチール棚にひな壇を作って模型展示スペースにしたり、小レイアウトを置いたりした話は、以前に幾度か書いてきましたが、現況をアップします。 <棚全体について> 模型展示スペース(ひな壇とレイアウトの2段)を除いた段に、むき出しのままに収納している段ボール箱の目隠しを目的として、レースカーテンを取り付けました。 <ひな壇部分> 「客車列車」の展示を行いました。 大多数が、以前に「スチール棚の企画展」でアップしたことがある車両群ですので、今回は簡単に展示線の最上段から下に向かって順に書いていきます。 スーパーエクスプレスレインボー  分割民営化が決まってから国鉄で改造された車両なので、今思えば当時の世相と日本の鉄道変革期を象徴する車両のようにも思えます。 ユーロライナー+マニ44カートレイン名古屋編成  こうした特殊な列車に限らず、長距離列車はことごとく廃止の運命をたどりました。旅客会社を地域分割していなければ現状が少しは変わっていたのかなあとも考えてしまいます。 サロンエクスプレス東京  模型ではEF58 60+EF58 61の重連に牽かせてみました。実際にはEF58 60はサロンエクスプレス東京が改造により誕生した直前に廃車されているはずなので、実際にはありえないコラボです。 20系「あさかぜ」  自分の中では20系ブルトレの牽引機にはEF65Pがしっくりきますが、模型では、あえてEF58特急色に牽かせ、自分が見たことがない初期の絵本でしか知らない…

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【900】 900回めを迎えました ~国鉄車両形式合わせて900~

この記事が900回めになりました。 長らく、ご覧いただいた皆様には厚くお礼申し上げます。 くだらない「しりとり」がやっと終わって、またくだらない記事で恐縮です。 …で、今回は、鉄道車両の形式を足していって合計900にしてみようと思います。 そんなのは簡単で、例えばDF200+EF200+EH500=900となってしまいますから、制限を設けます。 1 自分が乗務したことがある国鉄車両であること。 2 「乗務した」というからには、乗務員室付の形式であること。 3 その形式の車両画像が手元にあること。 4 その形式のNゲージ模型が手元にあること 以上のような制限をクリアした車両画像をアップしていきますが、これまでに乗務に関係する記事をたくさん書いてきたので、使いまわし画像ばかりにならないよう、撮影場所や撮影時期は、あえて乗務していたエリアや期間とは違う画像を優先して選びながら進めます。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ クハ103 関連記事  【71】 乗務した車両:103系電車(1)  【73】 乗務した車両:103系電車(2)  【74】 乗務した車両:103系電車(3) 模型画像:MicroAce A0441     103系JR東海スカイブルー冷房車7両セットのうちの1両 実車画像:1972年11月15日 東海道本線 京都駅 ・このころには中央西線に103系がまだ転入していない時代でしたから、この電車を見ると都会に来た感じがし…

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【865】 コカ・コーラ ラッピング電車

先日、信州に行く機会があり、復刻デビューしたばかりのコカ・コーララッピング電車を見ることができました。 コカ・コーラレッドに塗装されたのは、しなの鉄道の115系電車3両編成で、資金調達はクラウドファンディングによったとのこと。しなの鉄道では、これまで「湘南色」・「横須賀色」・「初代長野色」の復刻塗装を実施していましたし、改造による「観光列車ろくもん」と在来の「しなの鉄道色」・「長野色」も含めれば、そのカラーバリエーションが7種も楽しめることとなり、「乗ってよし撮ってよし」の鉄道になりました。 このコカ・コーララッピング電車は、国鉄が分割民営化された直後の1987年からJR東日本長野支社で広告電車として塗り替えられていた1編成の復刻塗装車です。私もそのころ、雑誌で真っ赤な交流電車のようにも見える外観写真を見て、信州に行ったらぜひ見たいと思っていたのですが、偶然に自分が乗っている列車と高速で行き違った赤い車体が瞼に一瞬映っただけで、画像に残すことはできませんでした。約3年間の広告契約期間が過ぎた後は、当時の長野地区の115系の標準色であった「初代長野色」に塗り替えられたということですが、今回復刻塗装されたのは、その編成そのものだそうです。 実車の塗装が変わって20年も経った2010年になって、TOMIXからNゲージのコカ・コーラ塗装115系電車が発売されました。さすがに忘れ去られたような時期には売れなかったのか、たまたま行った量販店で店頭在庫整理とかで、半額投げ売り状態だったので買っ…

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【861】 トイレのミニレイアウト

先週は玄関の模型ジオラマをご紹介しましたが、さらにその1年前、つまり17年前に、同じようにトイレの空きスペースを使って設置したミニレイアウトをご披露します。 これもスチール棚のレイアウト同様に、古い廃レイアウトから剥ぎ取った建物と余っていたレールを再使用して造ったものです。 わが家のトイレには、造り付けの観音開きの扉がついた戸棚が天井直下にあって、その下が幅約1000㎜、高さ約500㎜、奥行270㎜の、戸がない空きスペースになっていました。 (下端にダークブラウンの長いスジが見えますが、ホコリ除けのために後付けで私が設置したアクリル板をスライドさせるためのレールです。) このスペースには、最初は本や雑誌、小物などを置いていましたが、高さと奥行にたいへん余裕があり、つまり無駄な空間がありましたので、このスペースを利用して小レイアウトを造れないかと考えたわけです。当初は上の画像のようにがらんどうでしたので、ホームセンターで白い化粧板を買ってきて、脚をつけて「コ」の字型に組んで中間に棚を造りました。 そして、ホコリ対策のアクリル板を2枚、スライドするように設置しました。戸棚の戸の裏側になっていて見えませんが、上端部(戸棚の裏側)にもレールを付けてありますので外れることはありません。 造った棚の上に、それまで下に置いていた本や小物を追いやって、空いたスペースにミニレイアウトを設置したという経緯です。しかし奥行が270㎜しかなく、今でこそスーパーミニカーブレールR103 などとい…

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【859】 玄関の模型ジオラマ

わが家は、マンション住まいです。早いもので新築入居から約20年も経ち、あちこち劣化しつつあり、設備の補修や交換を余儀なくされています。そういうことと並行して、入居時点ではスッキリして物が少なかった家の中は、生活に不必要なものを持ち込んだり設置したりする主人がいて、顰蹙を買ったりしてきました。 画像は、現在の我が家の玄関です。 このマンションに入居したころ、Nゲージの鉄道模型は単品売りから、編成セット売りに移行しておりましたが、狭いマンションの中で長編成の列車模型を展示するスペースがなく、目を付けたのが、この玄関の造り付けシューズボックスの上の空間でした。 ここにNゲージ模型のジオラマ(シーナリーセクション)を造ることにしたのは、今から16年前でした。造る前はこういう状態でした。 シューズボックスの奥行に少し足りないくらいの幅の板を2枚ホームセンターで購入して、シューズボックスの幅に合わせて切断し、そこにH形に組んだ板を挟んで上下からサンドイッチしました。下の画像は上から板で蓋をする前の様子です。(上から見た状態) 箱のようにコの字形でなくH形に組むことで、ひっくり返すと2種類の展示スペースが生まれます。 2種類の展示スペースのうち、メインになる側は、奥行きのあるスペースを取って情景を入れ、走行しているように見える複線のジオラマです。その裏側(壁面になるほう)は奥行を最小限にして、そのかわり段を造って、2編成の模型編成を上下に収容し、展示するスペースにしてあります。 …

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【857】  スチール棚の小レイアウト完成画像2

先週は完成したレイアウトで撮影した画像を並べてみました。スチール棚ですのでレイアウトを後ろ側(壁側)から見ることはできませんし、上から俯瞰するのも無理があります。棚に収納すると実際に見ることができない画角からカメラだけ棚の中の空間に入れて撮影した画像もアップしましたが、それでも撮影しにくい部分がありました。そこで今回はスチール棚からレイアウトを取り出して部屋の外へ持ち出して、棚に設置した状態では見ることができない裏側や側面方向、上から見下ろす角度から撮影した画像をアップしてみました。 *********************** これからアップする画像は、中央の「茄子川(なすびがわ)駅」を発車した貨物列車がレイアウトを右回りに一周して戻ってくるまでの順番になっています。 レイアウト左端のほうから撮影。 駅を発車した列車が、駅前商店街の家並みと一段低い田園に挟まれた線路を走ってくる場面です。棚の中という場所なので、レイアウトを外に出さないとこうした俯瞰撮影は困難です。 *********************** 列車は本線に合流した後、畑の中をR177の急カーブでレイアウト後ろ側(壁側)に向かいます。画像を撮影した位置は壁側なので、こういう写真も棚に設置した状態では撮影できません。以下の画像も、すべて同じように後ろや横の壁側になるところから撮影した画像が続きます。 *********************** 2階に干してある洗濯物が生活感…

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【855】 スチール棚の小レイアウト完成画像1

これまで、スチール棚のレイアウトの計画から完成までの足取りを書いてきましたが、完成したレイアウトで撮影した画像を並べてみました。また、背景画に使用した山々をバックに走る中央西線の列車の画像も併せて掲載しました。 レイアウト上の駅や町並みは架空のものですが、以前にも書いたように、背景画は私の実家があった付近から見えた山々をモデルにデフォルメをして描いています。 家並みは架空の「茄子川駅」への道沿いにある商店街。遠くに見える雪山は御嶽山(3063m)、その右には 双耳峰の二ツ森山(1214m) 実際に冬~春の好天時には、中央西線の恵那~美乃坂本間の車内からも、雪化粧の御嶽山が眺められます。 そして、奥行きのないレイアウトでの苦肉の策として、貼り付けて表現した駅前付近の家並み。背景画に家屋模型の画像を切り抜いたもの。神社は、この数年間、私が実家へ帰るたびに立ち寄っていた「トトロの森」をイメージしています。 wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww 背景画はレイアウトの左側面まで回り込んでいます。その側面部分には、笠置山(1128m)を描いています。C12が牽く列車が走っているのは、外周エンドレスの本線から茄子川駅に分岐した線路です。対向のDD16が牽く列車が停止しているのは本線(通過線)です。 笠置山は中央西線の恵那~美乃坂本~中津川の辺りから見える山です。 wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww 上の画像の建物は酒…

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【853】 スチール棚の小レイアウト開業まで:5

倉庫用スチール棚に置いたNゲージの小レイアウトが完成するまでのことを連載しています。 形としては大部分完成しましたので、細かいところに手を入れていきます。 樹木を植え、草の表現はパウダー、土手部分はKATOのフォーリッジクラスター(スポンジを崩したようなもの)をむしって貼り付けたりしてそれらしくしました。 24-319 カトー KATO フォーリッジ・クラスター 明緑色 (FC57) Nゲージ 鉄道模型 (N7094)これらは全部手持ちの残りで、新規に購入したものはありません。これまでの経過からもお判りのように、どうしても必要なものだけを最小限買いたすうようにして節約しました。電柱にも経費をかけたくないので、100均で竹製の長い爪楊枝(短い竹串?)を買って加工しました。 過去の経験から、電柱はレイアウトのメンテナンスをするうえではたいへん邪魔くさい存在で、プラ製既製品を折ってしまったことは数知れず。ですから電柱はないのがいちばんよいのですが、街ナカでの電柱の存在は景観上の生活感を醸し出してくれますし、鉄道用の電柱は、車両の存在感を引き立たせてくれます。これまで造ったレイアウトでは電柱はあっさり省略したこともありましたし、奥のほうだけに建植したこともあったのですが、今回はレイアウトのベース板が柔らかいスタイロフォームですから、地面に挿すだけで接着せずにメンテナンス時には抜き取りができるようにしてみました。それに鉄道の電柱のほうは、形状を架線柱にしたものを別に作って取り換えれば、将来的…

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【851】 スチール棚の小レイアウト開業まで:4

倉庫用スチール棚に置いたNゲージの小レイアウトが完成するまでのことを連載しています。 先週書いたところまでの進捗状態に加えて、左側では畑地の表現をやり始め、右側では川面の着色をした時点での画像です。仕上げが未着工のスタイロフォーム露出部分が徐々に少なくなっていきます。中央部は島式プラットホーム用地ですが、余剰のポイントが分岐角度が開いたR280しかなかったので線間が広すぎてただでさえ少ない用地の無駄使いとなったばかりでなく、不自然に線間が広いプラットホームになってしまいますが止むをえません。右側の未着工部分は酒蔵の敷地部分で、そこにはあとで土を表現するために京壁を塗ります。 中央部の島式プラットホームは、かつて破壊したレイアウトから剥ぎ取ったGMのプラキットを再利用しますが、あまりにも広い線間にはそのまま利用できませんでした。そこでプラットホームを線路と平行に真っ二つに切り落として、左右の線路際に接着。中央部に空いてしまう空間を上から厚紙でふさぎました。 この島式ホーム以外にもう一つ、右側の酒蔵予定地に隣接する貨物扱用側線に製品出荷用という想定の貨物ホームを設置しました。これはTOMIX製ホーム先端用パーツで、使用せず余っていたので、適当にカットして利用しました。 レイアウト左端の急カーブ部分周辺に作る畑地のベースとして、家に包装用として余っていた緑色に着色された波形段ボール紙を適当な大きさに切って使いました。その貼り付け直後の画像です。↓ この後、段ボールのくぼみ部…

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【849】 スチール棚の小レイアウト開業まで:3

倉庫用スチール棚に置いたNゲージの小レイアウトが完成するまでのことを連載しています。 電動ポイントの配線はできるだけ束ねてまとめ、一段低くなった水田予定地と駅予定地の段差部分に作る厚紙製の法面の裏側に通します。水田の表現は簡易にして家にある人工芝の端切れを利用します。将来、ポイントマシンの故障などで配線をつなぎなおす必要が生じた場合に、人工芝をめくり紙製の法面を捲り上げれば破壊する個所を最小限にすることが可能です。 その法面となる紙を、合板部分に少量の木工用接着剤で接着します。これで配線部分がトンネルのように覆われました。水田になる一段低い部分は、とりあえずそのままにして、後で人工芝を敷きます。 駅前に続く舗装道路部分には、厚紙を貼ってあります。後でその部分にグレーの塗装をします。線路間のスペースには、ブラウン系の繊維壁(建築用)に、調色のためアクリル絵の具を混ぜてから、下地の上に盛っていきます。そのほかの道床わきの土の表現も同様の方法で繊維壁を盛って下地を隠していきます。 この繊維壁ですが、実は30年近く前にレイアウトの地面や道床用としてホームセンターで買った残りです。レイアウト製作に使う以外に使い道がありませんので、レイアウト製作のたびにこの繊維壁を使ってきました。粉末状で糊も混ぜてある製品なので、水と混ぜて練るだけでよく、そのままだといかにも「壁」なので調色を要します。 下地に押し付けるように塗って乾燥を待ちます。プラ(道床部分)には相性が悪く接着せず、乾燥すると隙…

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【847】 スチール棚の小レイアウト開業まで:2

倉庫用スチール棚に置いたNゲージの小レイアウトが完成するまでのことを連載しています。 スチール棚には側壁がありませんから、ホコリ対策が不可欠です。上の画像でもわかると思いますが、既設の車両展示スペース正面には透明アクリル板を引き違い開閉式にして使用しています。建設予定のレイアウトも同じ透明アクリル板を新規購入予定としました。正面はそうなりますが、向かって左側面と背面は段ボール紙(不要な段ボール箱を解体したもの)で覆いました。右側面は、すぐ脇が部屋の窓際になるので、余っていた透明アクリル板(以前に他の用途のためにホームセンターで購入して切り出した残り)を使用し、自然採光に配慮しました。 段ボール紙を使った左側面と背面には背景画を描きました。直接段ボールに描くのではなく、失敗しても描きなおしでき、気が向けば背景を容易に交換できるように、古いカレンダーを4枚つなげて、その裏面に背景画を描いて貼ることにしました。画材はトールペイント用のアクリル絵の具です。アクリル絵の具との出会いについては「【501】キモイおっさん(~o~)の?トールペイント?」で書いています。乾燥すれば耐水性があるので利用価値は高く、背景画だけでなくレイアウト本体の地面のほぼすべての彩色に使用しました。この絵の具は十数年前に買った残りで、今回、不足して買い増した絵の具はグリーン1本だけでした。 これをすでに棚に取り付けてある段ボール紙の上から覆うように貼りました。 山間部のローカル線という設定ですので、背景画は山が中…

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【845】 スチール棚の小レイアウト開業まで:1

昨年、【822】スチール棚の小レイアウト開業で書いたのですが、自分の部屋(というより事実上は物置に近い)に設置した倉庫用スチール棚にNゲージの小レイアウトを建設し開業しました。 画像に写っている一番下の部分がそれで、実際には6段あるスチール棚の下から3段目になります。その下2段には、上と同じように段ボール箱が詰まっています。小レイアウトのすぐ上の段(画像中央)は、既設の模型展示スペースになっています。 このスチール棚がある場所には、以前「棺桶レイアウト」と称するNゲージレイアウトがありました。その「棺桶レイアウト」は、ただでさえ狭い部屋に1畳分(幅1800mm奥行900mm)のスペースを占領しておりましたが、新しいスチール製の棚(幅1800mm奥行450mm6段式)は、その半分のスペースに収まるばかりか、6段式ですから、それまで実家に保管してあった私の所有物を、ここに収納することが可能となったわけです。空き家になった実家はもう今はありませんが、もとより引き払う予定にしていたので、何としても、この部屋に収納スペースが必要になったという事情もありました。そこで5年ほど前に「棺桶レイアウト」は別の部屋に移動させたうえで、壁に立て掛けた状態にして、その跡地に新しいスチール製の棚を置いたという経緯です。詳細は “【497】わが家の「棺桶?レイアウト」その後”で書いています。 当初、このスチール棚は全部段ボール箱でふさがっていただけでなく、部屋中が物であふれ、自分が寝る場所を確保するのも困難といった…

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【835】 スチール棚の企画展12:乗務した列車をイメージしてみる

国鉄在職中に乗務した列車のイメージを模型で再現してみようという企画展です。 例によって所有するNゲージ模型には限りがありますので、忠実に再現することはできません。模型を眺めて30~40年前にやっていたことを思い出しながら、その雰囲気だけでも味わえればという程度のことです。そして今回登場する展示車両も、前回同様ほとんど全部が以前このシリーズで出演した模型ばかりです。 スペースの関係もありますので、定期列車を対象にしました。 以下の3枚の画像がその全容です。 ところで、先月まで拙ブログは定期更新の間引きをしながら運転していました。その間にも古い記事に多くのアクセスをいただきました。古い記事にも興味を持ってご覧いただけるとはありがたいことです。改めてお礼申し上げるとともに、今回は展示車両(列車)ごとに、拙ブログで過去に書いた関係記事のリンク集のような形態にいたしました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ①  381系電車 車掌になってからすぐに、中央西線で回送列車に乗務したことに始まり、専務車掌になってからは「しなの号」で退職間際まで乗ることになった車両です。揺れることで悪名が高かった特急で、私の最終乗務列車にもなりました。 模型は9両編成で国鉄時代を再現しています。 【199】乗務した車両:381系電車 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ②  485・489系電車 「しらさぎ3号→12号」で1度だけ北陸本線の…

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【822】 スチール棚の小レイアウト開業

通称物置部屋に置いたスチール棚のうち、一段を利用した模型展示スペースを造ってから3年になります。その間、11回にわたって企画展をして、所有車両のうち大多数をご覧いただきました。2か月前にアップした最新の【805】スチール棚の企画展11:国鉄時代、中央西線を走っていた列車は、現在も開催中です。 ところで、昨年の1月にアップした【664】スチール棚の企画展6:国鉄形特急電車・気動車の末尾部分で、鉄道グッズや模型類は保管管理可能な数に減らして身軽になって、スチール棚1段分の空きスペースができたら「スチール棚の小レイアウト」建設を予定しているということを書きました。ここまで「みかん箱相当」の大きさの段ボール箱約5個分の処分が終わり、今年5月に入ってスチール棚の企画展の場所の直下1段分(1800×450㎜)の空きスペースができましたので、レイアウト製作を開始しました。(処分した模型は、スチール棚の企画展に登場した模型車両の一部を含んでいます。) 今回の小レイアウトに使用したパーツ類のほとんどが、以前あったレイアウトの再利用品と、未利用のまま段ポール箱の中で眠っていたものなので、製作費がかなり抑えられたばかりでなく、捨てるには惜しく売るにしても二束三文といった不用材料の有効利用にもなっています。 昨日まで、キハ07、55、58などが入線して通電やレール接続状態などの走行試験を行いました。 不具合箇所修正の後、本日「スチール棚の小レイアウト」が開業しました。 (下の画像の下段部分) …

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【805】 スチール棚の企画展11:国鉄時代、中央西線を走っていた列車

前回のスチール棚の企画展(国鉄時代の貨物列車貨物列車)の展示は、けっこう長期間に及びました。10回に及んだ企画展が終了した段階で、手持ち車両の大部分を展示できて、何年も段ボール箱の中で燻っていた模型たちも少しは日の目を見ることができたかなと思いますが、今後もテーマを変えて同じ車両を再登場させながら、スチール棚の展示を続けていきます。 今回はローカルなテーマになりますが、私が慣れ親しんだ中央西線を走った列車を集合させてみました。臨時的に入線した車両は他にも多くありますが、今回は国鉄時代に継続的または断続的に走っていた車両に限定しました。 私が見て知っている国鉄時代は昭和40年くらいから昭和62年までですが、手持ちの模型を展示する関係上、実態に合わない車両で代用している部分が随所にありますので白状しながら進めます。また、スペースの都合等により今回展示から外した車両もあります。 それでは上から順にご紹介しましょう。 ●91系DC「急行きそ」  この車両が中央西線で使用された時代の末期、つまり1973年ころ季節列車として名古屋~松本間を走っていたころ最短の6両編成を再現しました。K社の8両セットから2両を抜いただけです。 ●181系DC「特急しなの」  1971年に特急が3往復体制になったとき、2往復が10両編成で、1往復(下り3号上り1号)だけ7両編成でした。その短い7両編成を再現しましたが、短編成にもかかわらず食堂車がありました。 ●58系DC(キハ55混入) …

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【800】 800回めを迎えました~私は犬じゃなくてフリーきっぷを買いたい

拙ブログ開設から7年。この記事が800回めになりました。 長らく、ご覧いただいた皆様には厚くお礼申し上げます。 800回を記念しての企画は「800円」としました。800円を支払って私がこれまでしてきたことや買ったものなどを振り返ります。 以前、といっても8年も前ですが、ソフトバンクのCMで、 「安いお弁当選んで買ってみても490円。でも味噌汁付かない。  ホワイト学割は学生も家族も基本料金490円。でも味噌汁付かない。」 というのがありました。800円でできることはけっこう限られますが、昔はNゲージの客車が買えたりしました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 国鉄が分割民営化された1987年のKATOのカタログそのものが800円でした。そのカタログによれば、 「20系カニ21買ったら800円。でもテールライト点かない」↓ ↑ちょっと遡って国鉄があったころの1982年のTOMIXのカタログは500円。そのカタログによれば、 「583系モハネ583買ったら800円。でも動力付かない。」 私がNゲージ模型で関水金属20系旧製品を買ったのは、それよりもっと前、中学生時代で700円でした。国鉄在職中はほとんどNゲージには手を出さず、退職後の1988年頃から再開しましたが、すでに市場にはTOMIXの583系旧製品はなく、ずいぶん探し回って、目にしたのは学研の「動力付いてるモハネ583」の不良在庫品だけでした。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~…

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【796】 模型…その実車の現役時代(7):トラ90000

発売時期が延期に延期を重ね、やっと4月にK社からトラ90000が発売されました。 実車は製紙パルプ原料である木材チップ輸送用に特化した無蓋車で、トラ23000とトラ35000からの改造車でした。既存のアオリ戸と妻板の上部を黄緑色の金網で囲ったかご状の部分が、模型でどのように表現されるのかが関心事でした。 模型は積車状態が表現され、上部にシートが掛けられた状態になっていました。かご部分は全部軟質プラ製で、骨組みの枠部分に別パーツの金網部分を窓ガラスパーツのように嵌め込む構造で、細かい金網は印刷による表現のように見えます。 同車の現役時代に、こうした貨車の形式写真などを意識して撮影したことがなかったので、そのころの実態をきちんとお伝えできないのですが、積荷の圧力で金網部分が膨れていたりしました。また、金網が破れて当て布をするように補修されている箇所があったりしました。 そうとうに細かかった網目の表現は難しいと思いますが、金網を押さえている格子状の枠の表現に、もっと凹凸を強調して欲しかったとも思います。 それと、ユーザー側の対応として、積車状態を表現しているのに上部に掛けられたシートを固定するために幾本も車体に掛けられていたロープ表現がないので、細い糸を車体に巻き付けるのも一興でしょう。実際には垂直にロープが張られていたようですから正しくないかもしれませんが、ためしに細いミシン糸を使ってロープを表現してみました。あくまでも、個人的な嗜好の問題ですが、この模型のようにスッキリ整った姿は、…

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【795】 模型…その実車の現役時代(6):キロハ25

タイトルを「模型…その実車の現役時代」として、シリーズ記事の継続という形をとりましたが、、キロハ25が現役だったころのことを私はあまり知りませんので、「看板に偽りあり」とも言える内容です。一応、資料でカバーしましたが、あらかじめご承知おき願います。 _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ キロハ25は、マイナーな印象の気動車で、キハ55系に属する準急用1・2等座席車として誕生しました。しかし趣味的に見ると興味深い車両で、キハ55系の1エンジン車であるキロ25とキハ26を中央で2つに切ってつなげたような車体でした。1等車の需要があまり多くない線区での使用を想定したものだったと考えられ、その活躍場所は限られていたものと想像します。 製造初年は1958年で、1等室部分が1段窓なのに対し、2等室部分の窓は上段Hゴム固定の2段窓(いわゆるバス窓)になっていますが、1960年以降に増備された後期グループは、2等室部分の窓も1等室同様に1段窓に変更されています。その後期グループはすでに模型化されていますが、増備車の実車を見たことはありませんでした。 先月模型で発売されたのは、1958年製造の2等室部分の窓がバス窓のタイプです。個性的な外観は、小学生だった私の記憶にも残っています。実車を見たのは午後の名古屋駅で、自分が乗る中央西線の下り列車が発車するまでの間に関西本線のホームに停車していました。おそらく急行「かすが」ではなかったかと思います。外部色は、この模型と同じ旧急行…

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【794】 キハ91の模型から実車のディテールを知る

自分が馴染んだ車両の模型を買うことが多い私は、その車両の特徴が表現されていれば納得し、そうでないとがっかりします。3月末にK社から発売された「キハ91系急行きそ8両セット」は、その逆で、模型から実車の特異な部分や、先行試作車と量産試作車の差異を知ることになりました。 「キハ91系急行きそ8両セット」は、馴染んだ車両には違いないのですが、なにぶんにも短命な車両で、廃車後相当年月が経ち、活躍した期間も、自分の小学生~高校生時代であったことで、雑誌に書かれた解説など文章で得られた知識も、実際に見たり乗ったりして納得したわけでもない部分が多い車両でした。 今回製品化されたのは、先行試作車キハ90 1のエンジンと変速機を換装改造したキハ91 9と、量産試作車キハ91 2,3,4,5,6,7に、キサロ90 2を加えた8両です。キサロ90 2は冷房車ですが、製品化されたキハ91は全車非冷房車です。左がキハ91 9です。運転室窓ガラスの独特な形状とともに、上端部は青い色付き。 客用ドア付近の塗装の違いも的確に表現されていました。 ジャンパ連結器はユーザー取付の別パーツでしたが、全体が赤い軟質プラ素材で、あまりに目立ちすぎましたので、ケーブル部分を黒色油性ペンで着色したら落ち着きました。 (密着自動連結器の下に付属する電気連結器パーツは中間車では運転に支障する可能性があるので、キハ91 9には取り付けていません。)屋根上にあるラジエター先端部にある、日本髪でアップにしたような円弧状の飾りグリルの形状も作…

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【788】 スチール棚の企画展10:国鉄時代の貨物列車

物置部屋と言われている私の部屋には倉庫用スチール棚があります。その一段を利用した模型展示スペースでは、昨年秋にご覧いただいた企画展「中京圏のJR車両+α」を開催していましたが、これは昨年中に閉幕しました。正月前から企画展「国鉄時代の貨物列車」を開催中です。 模型展示スペースは、冬場は寒い北側の部屋ですので、模型を眺めることがあまりないまま、4か月近くにわたって、一部の車両を入れ替えた以外、手も加えていませんでした。この時期になって、やっと北側の部屋にも朝の眩しい光が入るようになり、明るくなった部屋で模型を眺めることができるようになりました。 ここに写っている列車の概要は以下のとおりです。 《1段目》鮮魚専用高速貨/DL牽引ローカル線の貨物列車 《2段目》10000系高速貨/SL牽引ローカル線の貨物列車 《3段目》50000系高速貨 《4段目》コンテナ特急「たから」 《5段目》自動車輸送専貨/特大貨物列車 《6段目》DL牽引普貨 《7段目》飼料,石油専貨 《8段目》SL牽引普貨 いずれも実際の編成より短縮していますし、時代考証には突っ込みどころが満載ですがご容赦ください。購入してきた模型は、自分が仕事で関わった車両や、そうでなくても思い入れがある車両ばかりですので、指向は偏っていますし、製品化されていない車両については、それに類似した別形式の車両を代用しています。 《1段目・左》EF66+レサ10000×7+レムフ10000 【187】乗務した車両:レムフ1000…

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【751】 昭和46年~48年ごろ中津川機関区に所属したD51のナンバープレートの色について考える

前回の【750】KATO長野式集煙装置付D51標準形と、その現役時代の記事を投稿したところ、複数の方から付属のナンバープレート(4種すべて中津川機関区の所属機D51 125・D51 265・D51522・D51 893)は黒色だけれど、中津川機関区は青ナンバーだったのではないかという趣旨のコメントを頂戴しました。 この画像は、電化完成に伴うダイヤ改正の前日《1973年(昭和48年)7月9日》に運転されたさよなら列車牽引用に、お化粧をして再塗装された機関車のナンバープレートです。中津川機関区配属の蒸気機関車は、この827号機のように青ナンバープレートとして一般に知られていました。遠くからでも一目で所属機関区が判別できれば、乗務に限らず関係する作業に従事する職員には便利だったでしょうから、このように機関区ごとに地色を指定することによって、識別を容易にしたのだろうと考えられます。根拠となる規定は知りませんが局や支社単位の規模で定められていたのではないでしょうか。 これは、以前、【422】父の遺品 ~鉄分がある写真~で使ったもので、私の祖父が写っている画像です。この機関車は125号機で、模型に付属しているナンバープレートにも含まれている番号の機関車です。撮影されたのは昭和20年代と推定されます。この機関車は昭和24年(1949年)に中津川に転入しています。モノクロ画像のためにナンバープレートの色はわからないものの、明るさからして黒ではないことはわかります。もちろん集煙装置がなかったころです。動…

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【750】 KATO長野式集煙装置付D51標準形と、その現役時代

先月、子供のころに中央西線で活躍していたD51のNゲージ模型が届きました。KATOから発売された「品番2016-6 D51 標準形 (長野式集煙装置付)」です。 メーカーのアナウンスによれば、「長野工場式の集煙装置を取り付けた中津川機関区・木曽福島機関区所属機、「中央西線」で貨物列車を牽引していた昭和40年代後半の重厚な厳つい雰囲気を持つ形態を製品化」とのことです。 中央西線のD51の特徴を盛り込んだ内容です。最も目立つのは長工式集煙装置を装備していることですが、車番を特定した製品ではありません。 付属するナンバープレートは4種で、D51 125・D51 265・D51522・D51 893。 すべて昭和48年の電化直前まで中津川機関区に配置されていた機関車が選ばれています。このうち、中津川機関区に長く在籍していたのは、125と265で、いずれも昭和24年から中津川機関区に配置され、昭和48年の電化時に長門機関区に転属しています。両機とも長門では集煙装置は取り外されて使用されました。そのうち125号機は昭和49年に除籍された後、千葉県船橋市内で静態保存されています。 893と522のほうは、中津川機関区在籍期間が長くはなく、それぞれ昭和45~46年に相次いで稲沢第一機関区から転入し、昭和48年の電化時に中津川機関区を最後に除籍され、そのうちD51522だけが石川県金沢市で静態保存されています。 ナンバープレートを何号機にするか。私の場合は、古くから中津川に在籍していた機関車というこ…

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【747】 私の鉄道模型遍歴16: 国鉄在職中に買った16番の模型

国鉄に入ってから、鉄道模型とはまったく疎遠になりましたが、キットを組むのを主目的として数両の16番の鉄道模型を買ったことがありました。 就職して3年ほどして列車掛になると、乗務列車が貨物列車ばかりになりました。乗務員の勤務形態は不規則でしたが、特に深夜の仕事が多い貨物列車の乗務では、遠距離通勤できないような時刻の出退勤の場合だけ独身寮を利用していました。家が2か所あるようなものでしたから、寮にいるときの余暇を利用して模型の組み立てをしようと思い立ち、16番の珊瑚模型製キハ07の未塗装バラキットを購入しました。 バラキットは初めてでした。寮で慣れないハンダごてを持って少しずつ組み立て、完成させました。購入にあたっては、1両で完結することと、なじみがある形式であること、そしてハンダ付けの技術が稚拙でも完成させられそうな製品であることを重視して、ウインドシル・ヘッダーがエッチング表現済で、ハンダで後付けしなくてもよかったこの模型を買ったのでした。キハ07は幼少時に明知線で活躍していましたので見たことがありましたし、有田鉄道でも乗ったことがありました。 このころには、すでにNゲージではグリーンマックスが客車や電車の板キットを発売しており、自社ブランドで鉄道カラースプレーも発売していたので、子供の頃とは違って大きな塗装の失敗もなく、下地処理が甘かったことを除けばなんとかそれらしく完成させることができました。 このほか、ロコモデルのペーパー車体キット旧型国電クモハ54とクハ68を買いました…

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【745】 私の鉄道模型遍歴15: 16番の蒸機(後篇)

<カツミ模型店 C59> これは、私が最初に入手したスケールモデルの蒸機でした。 中学生のときで、1万円以内で買える国鉄制式蒸機のスケールモデルはカツミのダイヤモンドシリーズだけだったと思います。ほかの蒸機にはとても手が出ませんでした。このダイヤモンドシリーズはダイキャストやプラパーツを多用した廉価版の蒸機シリーズでしたが、ラインアップされていたのがC59・C60・C62の3形式だけで、いずれも地元での馴染みがない機関車ばかりでした。しかしC62の知名度と人気は抜群で、雑誌では北海道での活躍がさかんに掲載されていたころでしたから、どうせ買うのならC62が第一希望でした。しかしあいにく店頭在庫がC59しかなかったので妥協の上で買ったという経緯でした。このときは完成品を買ったのですが、高校生になってから、いろいろ手を加えたくなり、ロッドに色差しをしたりランボードに白線を入れたりして、安いモデルが一段と安っぽい外観になりました。さらに時が経っていくと、ダイキャスト製の炭水車に腐蝕が出てきましたし、経年とともに塗装の質感もボイラ本体とは変わったようにも感じます。 +++++++++++++++++++ <中村精密 C11> 以前アップした未塗装キットC12を組んでから、それよりかなり安かったC11が同じ中村精密から出ていたので、未塗装キットをもう一台♪と、高校生時代に手を出したものです。 プロポーションはよかったですが、ディティールがC12にも増して簡素で、フレームはダイキャスト一体鋳…

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【743】 私の鉄道模型遍歴14: 16番の蒸機(前篇)

天賞堂のC型0-6-0タンク機が、私が買った最初の16番の蒸機で、小学生のころは、それが我が家の模型鉄道の主力機関車でした。その後、中学生~高校生になると蒸機を買い増していき、現在も手許に残る16番蒸機は、先日ご覧いただいたC型0-6-0タンク機を含め4両あります。今回は、そのうちの2両をご紹介します。 +++++++++++++++++++ <エンドウ B20> 中学生になってから完成品を買ったエンドウのB20は、いちおう国鉄蒸機のスケールモデルでした。 このB20は、松本吉之著「鉄道模型考古学」(ネコ・パブリッシング刊)によれば、1971年発売で、当時の価格は2600円とされています。ボディ・シャーシーともにダイキャスト製で、たった2軸の超小型機は構造が単純で、故障もせずに活躍してくれました。 のちに、私はご覧のようにロッドとナンバープレートに赤色を差し、前後に警戒色を施し、サイドに白線を入れたことで、専用線で働く蒸機のような外観になってしまいました。 大きなモーターを装備しているので、実車よりオーバースケールで、しかもサイドタンクの高さが異常に高い不自然さはありますが、多少デフォルメされているエンドウの貨車を数両牽かせるのがいちばん似合っているように思います。 +++++++++++++++++++ <中村精密 C12> 高校生になってから、身近だった中央西線と明知線から相次いで蒸気機関車が引退しました。最終期には実車の撮影に出向くことが多く、地元から煙が消…

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【741】 私の鉄道模型遍歴13: 16番の電気機関車とディーゼル機関車

身近な鉄道であった中央西線では瑞浪電化時点で、(稲沢~)名古屋~多治見間がD51に代わってEF60 が就役し、約2年後の中津川電化の時点でEF60がEF64に置き換えられました。 16番の模型では、まだEF64が製品化されていませんでしたので、EF64と同じ貫通形電機ということで妥協して買ったのが、見たこともなかったEF65 1000番台でした。 これはデパート店頭でキットの在庫がなく、完成品として購入しましたが、メーカー完成品ではなくお店で組んだもののようでした。中学~高校生になって、模型の構造をひととおり理解できるようになってくると、スケールモデルの塗装済キットを組むようになり、自由形完成品はあまり買わなくなっていました。 組み立てて、それを走れる状態に完成させることに自信が持てるようになって、その過程をが楽しむようになったわけです。 そのあと、比較的安いスケールモデルということで買ったのが、つぼみ堂から発売されていたED17の塗装済キットでした。 実車は飯田線で見たことがありました。カツミ以外のキットを手掛けたのはこの車両が初めてでした。台車枠が3点支持構造でなく固定された台車枠は上下の遊びがなく、線路の状態によっては2軸ある車輪の片側一つの車輪がレールから浮き上がって集電状態が不安定になり、ときには脱線しました。台車と車体の接触によるショートも起き、走行状態を見ながらショートする箇所を探しては、車体裏側にセロテープを貼ったり、塗料を盛ったり、車体やパーツに手を加えて安定した走…

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【739】 私の鉄道模型遍歴12: 16番の165系電車

小学5年生のとき、地元中央西線の瑞浪~中津川間の電化が完成し、身近に電車を見るようになり、70系電車が走るようになりました。その中で1日1往復だけ、東海道本線直通の快速があり、その列車だけ大垣区の153系が使用され、クハ165が混入することがよくありました。湘南色で急行を思わせる快速列車は、キハ181系特急やキハ91系急行とともに特別な存在に思っていました。 カツミ模型店からは165系が古くから発売されていたのをカタログで知っていましたし、店頭でも見かけ、リアルな外観は気に入っていました。それまで電車の模型が1両もなかった我が模型鉄道にも電車を導入しようということになり、中学1年生のとき、お年玉と手持ちのお金を全部つぎ込んで165系を買いました。製品はクモハ165・モハ164・サハシ165・サロ165・クハ165の5車種が発売されていましたが、そこまではお金が足りず、まずはクモハ165・モハ164・クハ165の3両を購入しました。 旅客車の3両編成を一気に購入したのは初めてで、1万円を超える買い物になりました。 今ならばネット通販でいとも簡単にポチッと入手できるわけですが、もちろんそんな時代ではありません。家から70㎞離れた名古屋まで出向いても、在庫がなくがっかりして帰ったことを何度も繰り返した経験もありました。母の入れ知恵で発売元のカツミ模型店に直接往復はがきで在庫の有無と送料を確認したうえで、現金書留で現金を郵送して郵便小包(現在のゆうパック)で送ってもらいました。 そのときの納品…

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